お盆休みに入り、ウマ娘界では3.5周年がもう間近に迫ってきましたね。
というわけで半年ぶりに、この話題を取り上げたいと思います。
「3.5周年企画・私がウマ娘化して欲しい競走馬 5選」
今回はダートチャンミ開催中という事で「ダート馬」に絞ってお送り致します。
※紹介する競走馬の画像はnetkeiba.com様より拝借しております。
※前回 ⇒ 「【3周年企画】ウマ娘に実装して欲しい競走馬 5選」(ホクトベガはコチラに既出)
マルシュロレーヌ
主な勝ち鞍:BCディスタフ(米GⅠ)
同期のウマ娘:現時点でウマ娘化なし
キャラ性能・適性等:ダート・マイル~中距離の差し
歴史的勝利を収めた「もっと評価されて良い馬」筆頭候補。
「ダート馬」の中で「ウマ娘化して欲しい」と言えば、まずこの馬を挙げないわけにはいきません。
ダートの本場アメリカ競馬の祭典「ブリーダーズカップ」を日本調教馬で初めて勝利した当馬ですが、残念ながらガチの競馬ファン以外にはほとんど知られていないと思われます。
マルシュロレーヌが居たからこそ、ウシュバテソーロ(ドバイWC優勝)やフォーエバーヤング(KYダービー3着)に繋がっていると、私は信じています。
同期にウマ娘化を発表された馬はまだいませんが、グランアレグリアやクロノジェネシス等のいわゆる「ノーザン系」の名馬がおり、ウオッカ世代と並ぶ「牝馬最強世代」でもありますので、いずれ世代丸ごと実装されることを期待しております。
カネヒキリ
主な勝ち鞍:ジャパンCダート(現チャンピオンズC)、フェブラリーS等、計GⅠ(JpnⅠ)7勝
同期のウマ娘:ラインクラフト、シーザリオ、等
キャラ性能・適性等:ダート・マイル~中距離の先行
競走馬の宿命を乗り越えた「雷神」が残した、真の功績。
ウマ娘の2期アニメをご覧になった方で、気になった方もおられるのではないでしょうか。
異常に「怪我が多い」な、と。
このカネヒキリも例にもれず、3歳~4歳時にかけてGⅠを連勝し「最強ダート馬」として君臨しようかというタイミングで「屈腱炎」という、ダビスタ経験者なら誰もが一度は(いや何度も)絶望した、あの故障に見舞われます。
屈腱炎は元来「不治の病」とされ、競走に復帰する馬は稀にいるものの、その能力を100%取り戻すのはほぼ不可能ということは、過去の事例を見れば明らかです。
ですがカネヒキリは、2年以上の歳月をかけ、(相手関係を考えれば)ほぼ全盛期と同等の力を取り戻しGⅠ勝利をもぎ取ります。
その驚きと言いますか感動たるや、言葉にすることもかないません。
尽力された関係者様の努力は、素人の一競馬ファンである私が想像することも出来ない程の事でしょう。
この「カネヒキリの復活」以降、徐々にではありますが、「最強馬が故障で即終了」という事例は減ってきているように思います。
競馬にはこのような側面もある、という事も私は非常に大事に考えていますので、今回のランクイン理由として強調させて頂きたいと思います。
クロフネ
主な勝ち鞍:NHKマイルカップ、ジャパンカップダート
同期のウマ娘:アグネスタキオン、ジャングルポケット、マンハッタンカフェ
キャラ性能・適性等:芝ダート・マイル~中距離の差し
「新時代の扉」という言葉は、本来この馬の為にあった・・・はず。
映画のタイトルにもある「新時代」ですが、そもそもなぜ新時代なのか?
それは、2001年のクラシック競走が「〇外(外国産馬)解放元年」だったから、です。
(※それ以前は外国産馬(ウマ娘でいうと、エルコンドルパサーやタイキシャトル等)に皐月賞やダービーへの出走権はありませんでした。)
その解放元年に「クロフネ」という強烈なインパクトのある名前で現れた、ゴリッゴリのパワーみなぎる米国産馬。
それはもう、デビュー前から抜群の評判馬(話題性)でしたよ。
しかしながらクラシック戦線ではタキオンとジャンポケの後塵を拝し「新時代の扉」という言葉は「ジャンポケの名実況」として後世に残るハメに。
雪辱を期して臨んだ秋天はデジタルに出走枠を取られ(※別に「取られた」わけではないですが、一般的にはそう言われていた)、そこからついに切り開いた「ダートの怪物」という「真の新時代の扉」の先を、邁進していくかに思われたが・・・。
そこから先の物語は、是非ウマ娘実装にて、紡いでいきたいですね。
アブクマポーロ
主な勝ち鞍:川崎記念、帝王賞、東京大賞典
同期のウマ娘:マヤノトップガン、マーベラスサンデー、ヒシアケボノ
キャラ性能・適性等:ダート中距離の差し
「地方最強馬」論争、私はアブクマ派。
日本の競馬には中央競馬(JRA)と地方競馬(NRA)と、2種類あります。
当然、競馬場だけでなく競走馬そのものの育成環境(トレーニングセンター等)にも大きな違いがあります。
以前コスモバルクの項でも触れましたが、地方所属馬が中央の競走馬に勝つこと自体、容易な事ではありません。
では「地方最強馬」という括りで考えた場合、それはいったい誰なのか、と。
古くはロッキータイガー、ロジータ。
43戦39勝のトウケイニセイ。
「プロジェクトX」にもなった、史上唯一の中央GⅠ勝ち馬メイセイオペラ。
近年なら、カネヒキリのライバルの一頭、アジュディミツオー。
そして既にウマ娘化されているフリオーソ。
と、挙げてみれば錚々たるメンバーが地方にも居ますが、私個人的には、断然にアブクマポーロ派です。
これに関しては正直、実競馬の強さというよりは、他の競馬ゲームにおいてあまりにもアブクマポーロの強さにお世話になったから、という邪な理由も含まれていると思います(苦笑
あとこれも個人的な感情論ですが、アブクマ主戦の石崎騎手の勝負服が、ダンシングブレーヴのそれに似ている、というのも好きポイントの一つです。
ライデンリーダー
主な勝ち鞍:4歳牝馬特別(GⅡ:現フィリーズレビュー)
同期のウマ娘:マヤノトップガン、マーベラスサンデー、ヒシアケボノ
キャラ性能・適性等:芝ダート・短距離~マイルの差し
その豪脚もまた、幾多に重なる「挑戦」の1ページ。
アブクマと同じ年生まれの牝馬。
さらに、「地方馬解放元年」に現れた笠松所属の「オグリキャップ2世」。
オグリは中央に移籍しての「挑戦の物語」として、長く語り継がれているわけですが、ライデンリーダーは地方所属のまま、そしてオグリの主戦でもあった安藤勝己騎手を鞍上に据えたままでの、文字通り「人馬一体の挑戦」の物語になります。
残念ながらライデン自身はトライアルのGⅡが結果的に「最高のパフォーマンス」になってしまいましたが、その後の安藤騎手の活躍にも繋がっていく、これもまた歴史の1ページとして語り継がれていく「名馬・名レース」でした。
ウマ娘には「元がGⅠ馬ではない」キャラも多数存在しています。
ライデンは「善戦マン枠」ではありませんが、こういう馬にもスポットライトが当たってほしい、当たる機会がある、というのもウマ娘の良い所だと、私は思います。
最後に
今回は、ウマ娘3.5周年企画「ウマ娘に実装して欲しい競走馬 5選 ダート馬編」をお送り致しました。
3周年の時に何となくと言いますか、自分が楽しいからという理由で始めた企画ではあるのですが、半年経った今改めてチェックしてみると、意外とアクセス数が多い記事だという事が判明しました。
こんな自己満足マックスな内容なのに、さらに「需要がある」のなら、やらない選択肢はありません(笑)
というわけで、今後も節目節目に第3弾をやるかもしれませんし、似たような別の記事を企画するかもしれません。
読者の皆様にも、楽しんで頂ければ非常に幸いです。
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