
本日は3月開催のチャンピオンズミーティング「MILE」(阪神芝1600m)における「差し・追込エース」の育成指針について解説致します。
弊厩舎は追込エースを出す予定ですが、せっかくなので想定される「対差し」側の視点も合わせての内容でまとめておきたいと思います。
3月チャンミ基礎攻略 ⇒ チャンミMILE攻略解説
先行バの育成指針 ⇒ 「先行エース」の作り方
後方エースの基本設計
主な加速スキルと発動順位条件は、
つぼみほころぶ時:3位~4位(※中盤コーナー競り合い条件付き)
レッツアナボリック:6位
ハイボルテージ(心弾んで):1位~5位
乗り換え上手(差し切り体勢):4位~(※差しスキル)
抜群の切れ味(切れ味):5位~(※追込スキル)
電光石火(一足飛び):5位~
駆け降り(※白スキルのみ・差しスキル):条件なし
ノンストップガール(垂れウマ回避):条件なし
となります。
赤字が終盤ランダム発動スキルです。
ノンスト系と電光系の比較としては、前者は順位条件がない事、後者は前者よりは(体感としては)発動率が良い事、が利点でしょうか。
これらの中から「金2+白2~3」「金1+白4~5」程度に組み合わせてスキルを構成するわけですが、その際に自チーム編成とのシナジーを考慮しておきましょう。
(例:逃げや先行と合わせるなら順位条件が後ろ目のものを、後方脚質のみでチームを編成するならハイボルテージを、等)
育成の基本方針
1.継承因子の組み方

まずは差しの中で最も多く見られることが予想される青ルビーから。
青因子はスピードがお勧めです。
赤因子はマイルSが必須です。
緑因子に関しては、ヴィクトリーショットは最速発動すると無効だと思いますので、個人的には通常オグリの勝利の鼓動のほうがお勧めです。
青ルビーは中盤固有が強く、且つ安定加速の霹靂閃電を持っているので、基本的には前目で発動できる加速スキルで構成を組む方が良い(≒つぼみ継承がお手軽に強い)でしょう。
ちなみに、サポカ資産や育成時間の問題で仕上がりに自信が持てない方は、「青ルビー+Wデバフ」編成を推奨します。

その青ルビー対策を意識した上での、追込の基本設計です。
青因子と赤因子は上記と同様です。
緑因子は青ルビーの蒼炎継承+自チーム編成で前を出すならアナボリックを、後ろのみ(デバフ含む)編成ならつぼみを、という感じがお勧めです。
差しより追込のほうが一発火力が高いとは言え、中盤に離されすぎると「前で追い比べているルビーには全く届かない」現象になったり、そもそも格上のルビーに対して火力を上回れなくなったりしますので、ある程度の中盤力は必要になります。
一方で、中盤力を意識しすぎるあまり「加速スキルの発動率が下がる」デメリットも抱えているのが、追込設計の難しい所ではあります。
2.サポートカード編成

差し青ルビーの編成です。
仕上がりを強く育成出来る人ほど、パワーニシノを根性シチーに変えたほうが良いかもしれません。
ハイボルテージを採用する最大のメリットは「霹靂閃電が不発になっても勝てるようにする」事です。
逆に弱者の戦術としては「霹靂閃電が不発したら諦める」ことを前提として火力に特化したほうが良いと思います。
その際、極力「心弾んで」を取得できるように因子を作成するかレンタルを探しておきましょう。
ちなみに、スピードのドゥラメンテですが、ネバーギブアップは「ワンターンのコースは終盤接続の確率が他コースよりは高い」ので、案外弱くはないです。
ヴィブロスがあればそちらに越したことはないですが、私は未所持なのでこのような編成になっています。

こちらは追込デュランダル編成です。
青ルビーと対比する形で、根性シチー編成で育成しました。
デュランダルの「オリファントの轟雷」は、霹靂閃電と比べて発動率が低い(というか、通常の電光石火と比べてもほぼ変わらない気がする)為、どうしてもハイボルテージか抜群の切れ味のどちらかは欲しくなってしまうのですが、今回は自前のサポカ資産を考慮した上でハイボルテージを選択しました。
この部分は実際の環境によっても有効度は変わってきますので、ルムマでの試走後に作り直すかもしれません。
3.スキル構成例

ヴィクトリーショットと地固めは不要スキルです。
ここを右回りor春ウマ娘等の緑スキルか、勝利の鼓動に変えたほうが良いでしょう。
良く見たらウマ好みもないので、基本的にはあったほうが良いです。
そのうえで、加速スキルのラインナップとしては、
金:霹靂閃電(電光石火の進化)
白:つぼみ、垂れウマ、心弾んで
という感じです。
尚、パワー1600弱で芝Sの場合、ナチュラルに白加速1個分程度の加速力はあるかもしれません。
実はこの青ルビーは、新シナリオ試験の一環で育成したものですが、結果的に「チャンミ用っぽいもの」で仕上がったので、今回紹介例として取り上げさせて頂きました。

そしてこちらが本命の、追込デュランダルのスキル構成例です。
加速スキルのラインナップは、
金:オリファントの轟雷(電光石火の進化)、ハイボルテージ
白:アナボリック、つぼみ、垂れウマ
という感じです。
後ろに仕込んでいた「つぼみ」もうまい具合に取れました。
ヴェイヤンティフが「持久力を使うスキル」なので、持久力温存が出る可能性も0ではありませんが、まぁまぁ全体像としてはこんな感じではないでしょうか。
緑スキルもガッツリ取れましたので、展開が向けば勝ち切る能力は十分にあるかと思います。
最後に
今回は3月開催のチャンピオンズミーティング「MILE」(阪神芝1600m)における「差し・追込エース」の育成指針について解説致しました。
明日はいよいよ、4周年無料120連の最終日です。
今週末から本格的にチャンミ育成を開始するという方も多いのではないかと思いますので、前回の「先行エースの作り方」と合わせて、参考にして頂ければと思います。
それでは最後に、こちらで〆たいと思います。

この「ストーリー読みドトウ」さん、最近のマイブームです(笑)
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