マックイーン推しの、マックイーン推しによる、マックイーン推しの為の、
【メジロマックイーン’sバイブル】を作りました。
基本的な育成の考え方から、細かい育成のコツまで、どなたでも「マックイーンで勝ちたい」皆様へ向けて、全力で書き上げましたのでどうかご拝読頂ければと思います。
基礎編:マック3種の違い
「メジロマックイーン」は、大まかに言えば「芝中長距離の先行バ」にカテゴライズされていますが、実際に育成して使ってみると、三者三様の特徴があります。
なので、まず最初にこの基礎的な部分から解説していきたいと思います。
1.通常マックイーン(黒マック)の基礎
黒マックはスタミナの成長補正が20%なので「パワーカードでスタミナを増やす」育成との相性が良いです。
又、進化スキルが「序盤」と「中盤」に発動位置が固定されている為、3種マックの中では最も安定感があります。
固有スキルは「前方30%以内に位置する時、最終コーナーで」発動します。
これはマイルの場合ほとんどのケースで「中盤」の位置にあたる為、基本的には「マイル魔改造に最も向い」ています。
2.2期アニメ衣装マックイーン(白マック)の基礎
白マックはパワーの成長補正に10%が付いている為、3種の中で「最も根性育成に向い」ています。
又、「ハヤテ一文字」は距離の制限のない「純粋な速度スキル」であり、中距離やマイル魔改造でも問題なく使えるスキルです。
以上の2点から、白マックは「比較的汎用性が高い」と言えるでしょう。
しかしながら、「詰め寄られる」の発動条件がある固有スキルが「低発動率、且つ発動位置が遅くなる(ゴール後まで効果が余る)」という、どうしようもない弱点がある為、残念ながらカタログスペック上は恵まれていないと言わざるを得ません。
3周年でさらなる上方修正を頂けることを期待しましょう。
3.水着衣装マックイーン(水マック)の基礎
水マックは完全に長距離向け、特に「3000m以上向け」のスペック設計になっています。
これは固有スキルに「レース距離が延びるほど、効果時間が延びる」という特性がある為です。
ただし「一意専心」のスキルが出遅れると確定不発する為、実は安定感があまりなく、基本的には「上振れ爆発力タイプ」になります。
中距離以下では固有スキルの効果がかなり低くなりますので、魔改造云々等は白黒マックにお任せしましょう。
黒マックの教科書
固有スキル「貴顕の使命を果たすべく」は説明文にもあるように「長距離ならすごく上がる」ので、基本的には長距離向きのスキルになります。
前項で記したように、距離コースによっては「中盤で発動」する場合があり、終盤接続させて火力を出す、という使い方も可能です。
具体的には、東京芝2000mの場合は最速発動=終盤接続となります。
又、マイルのレースは最速発動だと接続しないケースが多いですが、マイルはそもそも「逃げが多い」環境になりやすく、遅れて発動させる(※)ことによって終盤接続を誘発する使い方がお勧めです。
画像の「東京芝1600m」の場合、最終コーナー速度スキルの「スピードスター」を使って順位を上げてから「貴顕」に繋ぐ、という使い方をしています。
又、ネバーギブアップ(中盤のコーナーで発動)を取れるSSR速ドゥラメンテが実装された為、今後はネバーギブアップも優先度の高いスキルになると思います。
進化スキル「名優の余裕」は、「金回復に白スキルの速度アップが付い」たスキルになります。
このスキルは、特に2ターンの中距離レースにおいて発動位置が非常に強力です。
名優の余裕の発動位置は「序盤の後半」になり、これは2ターンの中距離においてほとんどが「1コーナーに入るより前」になります。
地固めやウマ好みが「強い」のと同様に、このスキルによって「先行勢の先頭」をキープしコーナーに入る事で、他の先行勢に「コーナースキルの発動時に外を回らせる(抜き返しにくくなる≒スキル効果が実質無駄打ちになる)」事が出来ます。
この展開を作れるスキルであることが、数値スペック以上に強力な所以です。
1コーナー入り口で発動する「オペレーション・cacao」の継承と合わせる事で、相手先行勢のプロフェッサー等を無効化したりすることも可能です。
このスキル構成の考え方は、名優の余裕に限らず「マックイーンで勝つ為」に重要になってきますので是非覚えておいて頂ければと思います。
もう一つの進化スキル「メジロの心得」は、長距離限定ではあるものの「中盤のすごく速度スキル」であるため、普通に強力な部類のスキルになります。
その他の中盤スキルや影打ち、猛追等を合わせて駆使することで「水マック」や「餓狼ブライアン」に近い動き方をすることも十分可能です。
以上のように、黒マックは最新の先行バと比べると多少劣る部分はあるものの、中長距離のレースにおいてはまだまだ第一線は張れる性能ではあると思います。
今後「進化スキルの分岐」による伸びしろも控えていますので、期待しておきましょう。
白マックの教科書
私の体感で「マック3種中、見た目人気はNo.1」ではないかと思われる、白マック。
固有スキル「最強の名を懸けて」は、「詰め寄られると」という条件によって、
・発動率が良くない
・発動が遅すぎる事がある
・逆に早すぎる事もある
という、三重デメリットを持ち合わせてしまっています。
「早すぎる」というのは、後ろのウマの加速により誘発すると、すなわち「加速中」に発動させられ、速度スキルとして100%の効果を発揮できない、ことになるという事です。
効果自体も「通常固有より少しだけ長い(「お先に失礼」の2倍分)」ので弱くはないのですが、「終盤」固定なので強い部類のスキルではありません。
進化スキル「アクティブレスト」は、中盤に発動する「金回復+白速度スキル」なので、十分な性能ではあるものの、黒マックの「名優の余裕」のように、発動位置による特効は特にありません。
又、長距離限定なので汎用性も劣ります。
もう一方の進化スキル「空の果てまで」は、発動位置がランダムではあるものの、距離や順位に条件がなく、汎用性は比較的高めです。
最終直線で発動しても最低限の効果は期待できますし、序盤~中盤に発動すればかなり有効な展開を作れる場面も出てきます。
白マックを育成する場合、このスキルは迷わず使っていきましょう。
と、ここまでのスペック解説では「黒マックとの比較であまり良い所がない」という印象が否めません。
しかしながら、唯一、明らかに「黒マックより白マックに向く」と個人的に考えている条件のレースがあります。
それは「東京芝2400m」です。
このレース、終盤突入直後に4コーナーに差し掛かる為、黒マックの「貴顕の使命」の効果がほぼ無駄打ちになります。
よって結果的にではありますが「マック3種のうち、白マックが最も強い」条件のレースになる、という事です。
東京芝2400mはダービーやジャパンカップが行われるレース場です。
さすがに毎年何らかのレースイベントは開催されると思いますので、マックの中でも特に白マック推しの方は、是非この舞台で活躍させましょう。
水マックの教科書
固有スキル「きらめくは海、まばゆきは君」の文言にある「持久力」というのは、ステータス上のスタミナではなく、レースにおける「持久力実数値」を指していて、これにはスタミナの値からさらに「レースの距離」が加味される仕様になっています。
よって、このスキルは「距離が長いレースほど効果時間が長く」なり、実際の効果値としては、3000m以上では「通常の速度固有スキル」より強く、2500m以下(※)のほとんどのケースでは弱くなります。
(※この点については、ステータス上限の解放等が実装されると、今後変わる可能性もあります。)
又、進化スキルが2つとも「長距離」という条件が付属している為、基本的には「長距離専用ウマ」です。
尚、これは私の体感の話ですが、固有スキルが「長時間速度を上げ続ける」という仕様上、スタミナの消費量が他のウマ娘と比べて多いように感じます。
自前で超回復の進化スキルを所持しているものの、これがまた微妙な発動率の仕様がある為、先述の通り「上振れ爆発力タイプ」という評価に繋がっています。
その進化スキル「一意専心にリフレッシュ!」は、ものすごく回復(9.5%回復、通常金回復は5.5%)なので一見強力なスキルですが、「出遅れ判定により不発確定」という仕様がある為、実質「もう一つ金回復を入れるか、コンセントレーションを入れるか」しないとアテにはしにくい、という側面があります。
もう一つの進化スキル「夏の名優」は、効果時間の長い真打という事で、終盤接続率が高く、非常に強力なスキルです。
賢オペラオーから「怪物」が取れるようになったため、逃げ0マッチングにおける「幸運先行」の展開になった場合、水マックは現状では最強クラスの火力が出せると思います。
「終盤接続」とはすなわち、「ラストスパートの最高速に早く到達できる」という事なので、速度緑スキル(右回り〇や季節ウマ娘〇等)の恩恵を大きく得る事が出来ます。
終盤スキルが手薄な点は、緑スキルで補うように育成することで、水マックの長所を最大限に活かすような戦い方をしましょう。
coffee break
ここから後半になりますわ。
応用編Ⅰ:お勧めの継承因子用ウマ娘
ここからは、さらに実践的な応用編に入ります。
まずは、継承因子を「どのウマ娘で作るか」も、チャンピオンズミーティングを勝ち抜くためには重要なポイントになりますので、私が実際に良く使ってきた因子ウマを紹介・解説したいと思います。
1.バレンタイン衣装ミホノブルボン
継承固有:中盤コーナーで1位~4位の時、白速度+微回復(0.5%)
基礎相性値:19
用途:中距離、長距離
ここまで圧倒的な使用回数を誇ります、バレブルボンです。
私は初回登場時に「マックイーン用の因子厳選をする為」に引きました。
「オペレーション・cacao」は先述の通り、特に2ターンの中距離レースにおいて、1~2コーナーの対面性能に特効がある点が強力です。
又、覚醒スキルに地固めがある為、グランドマスターズシナリオで因子周回することにより「地固め+ウマ好み」因子を作りやすいというメリットもあります。
基礎相性値19に関しては、相性値盛りをやりやすくなった現在においては、自作の継承ウマを使う分には低いと感じる事はありませんが、レンタルの場合「たまたま良い因子が付いたラークシナリオ育成バ」等だと、赤継承の率は低い可能性がある点に注意です。
2.正月衣装キタサンブラック
継承固有:終盤コーナーで1位~3位、即時速度アップ+微加速
基礎相性値:30
用途:中距離
ほとんどの中距離レースにおいて、必須クラスに強力な正月キタサンです。
(※直近開催の「川崎ダ2100m」では発動しないので注意です。)
順位条件が1位~3位なので「逃げ用スキル」と一般的には思われていますが、中距離でマックイーンを使う場合、このスキルを発動できない位置にいるマックイーンは「そもそも勝ち筋がかなり薄い」です。
アンストッパブルやキラーチューン等の「中盤スキル」を盛って環境上位の先行バに対抗し、「大盤振る舞い」を発動させましょう。
3.通常キタサンブラック
継承固有:終盤向こう正面1位~2位、通常複合スキル(微速度と小加速の複合)
基礎相性値:30
用途:長距離
長距離の定番、通常キタサンの「勝ち鬨ワッショイ」です。
「怪物」が取れるサポカが実装された為、最近では優先度が下がり気味ですが、選択肢としてはまだまだアリだと思います。
キタサンブラックは基礎相性値も30と高めで、且つレンタル市場でも人気が高く数も多いので、敷居が低い点も好材料です。
4.水着衣装アグネスタキオン
継承固有:レース後半コーナー2位~5位、すごく速度継承(※)+中山だと微加速
基礎相性値:19
用途:長距離
(※効果時間が通常の固有継承より少しだけ短い。「コスパ面=◎スキルと同等」の評価)
マックイーンの継承親としては、今一番熱い水着タキオンの「夏空ハレーション」です。
本体は「中山芝2000mの強さ」に注目が集まっているかと思いますが、マック育成視点だと「長距離の中盤押し上げスキル」として、夏空ハレーションは非常に優秀です。
コースによっては中距離でも同じ使い方が可能です。
長距離の継承スキルとしては、現状最優先で入れたいスキルになっています。
5.通常ニシノフラワー
継承固有:終盤かつ最終コーナー後半以降3位~4位、継承加速
基礎相性値:18
用途:短距離、マイル
マイル魔改造のお供、ニシノフラワーの「つぼみほころぶ時」です。
マイル以下の距離では加速が非常に大事なので、純粋に必須加速スキルの一つでもあります。
基礎相性値は18ですが、本体適性の都合上因子作成時にGⅠ勝利ボーナス値を盛りにくいので、なるべく自作で作っておきたい継承ウマになります。
個人的にニシフラより優先度は下がりますが、通常タイキシャトルのヴィクトリーショットもほぼ同様になります。
6.ハロウィン衣装スーパークリーク
継承固有:最終直線2位~4位、前から1バ身以内。通常複合固有(微速度と小加速)
継承相性値:37
用途:東京芝ダ1600m、中京芝1200m
「安田記念」「フェブラリーステークス」「高松宮記念」限定の、加速用継承スキル持ちマミークリークです。
マックイーンと継承相性値が高く、魔改造には非常に重宝しますが、マイル以下の加速スキルが充実してきた現在において、新たに因子厳選をしているプレイヤーはかなりの減少傾向にあると思われます。
魔改造してでもマックイーンで勝ちたい方は、気合でガチャから出すか、周年引換券の候補に挙げておきましょう。
私は3周年の引換券を、水タキオンかマミークリークかで今から非常に悩んでおります(笑)
応用編Ⅱ:お勧めサポートカード
それでは最後に、マックイーンで勝つ為に取得優先度の高いサポートカード、使用頻度の高いカード等をまとめて紹介していきたいと思います。
強さのランキングではなく、あくまでマックイーン育成視点で「使える」カードの「使い方」を解説したいと思います。
1.スピードカード
スピードカードは基本的に複数枚使う事が多い為、少し細かめに解説したいと思います。
画像の左4枚が現状「特に優先度が高いグループ」のスピードカードになります。
出来れば1種類だけでも完凸があれば、プラチナを狙える育成が可能になると思います。
ドゥラメンテ:金スキル、白スキル共に強さと汎用性を兼ね備えつつ、トレーニング性能も高いです。
このカードに限らず、マックイーンは進化スキルが長距離に寄っている為、カードのスキル性能は「中距離でも使える汎用性」があるほうが評価が高めになります。
エルコンドルパサー:中距離先行で有用な白スキルをLv4で取得できる点が非常に強力です。金スキルも選択式なので、汎用性能も高めです。
一部コースでは「王手」が必須になりますが、この一点だけに関して言えばレンタルで済ませるほうがコスパは良いと思います。
アグネスタキオン:中距離先行向きという面から、上記のエルコンに似た性能ではありますが、アンストッパブルは「中盤固定」のスキルなので、中距離においてはプロフェッサーより評価は高いです。
又、この4枚の中では唯一「真っ向勝負」を取れるという点において、相対的に高評価になります。
トレーニング性能は、他3枚よりは控えめです。
水着マルゼンスキー:金スキルは先行では使えないものの、最強のトレーニング性能と、有用な白スキル(スリップストリーム、遊びはおしまい、地固め)を取れる点が強力です。
トレーニングの上振れ火力が圧倒的な為、他カードから取得するスキルやトレーニング性能のバランスを見ながらサポカ編成を組みましょう。
キタサンブラック:「マックイーンの育成」に限定して考えると、ほぼ長距離用のカードになります。
完凸を所持している場合まだまだ現役で使用可能ですが、今から狙って凸を進めるカードかと言われると、優先度は低いと思われます。
ナリタトップロード:シナリオ上の問題であまり使われることのないカードですが、金スキル「良馬場の鬼」は、チャンミを勝つという一点においては決め手になり得るカードです。
ラークシナリオでは、1年目の凱旋門以降にそれなりのトレ性能が発揮できるので実は使えなくもないのですが、3連続で良馬場ではないチャンミが来たせいで、注目度が下がっているというのが現状です。
タイキシャトル:自前にマイルで使えるスキルが無いマックイーンにとって、マイルを勝つ為に非常に有効なカードです。加速以外の強力なマイルスキルをほぼ確保可能で、賢ラモーヌと併せて使えば魔改造育成の敷居をかなり下げる事が出来ます。
自前で取得するかどうかは、魔改造をどれくらいやるかどうかで判断すると良いでしょう。
ここから先は配布SSRとSRの解説になります。
2枚目~3枚目での採用や、プレイ歴の浅い方にとっては十分戦力になるスピードカードです。
ファインモーション:右回りと余裕綽々の値下げがメインのカードです。トレーニング性能も配布SSRの中では高いほうになります。賢ファインを持っていない場合、使える場面はそこそこあると思います。
メジロアルダン:左回りと先行のコツ、金回復が取れるカードです。配布3種の中では最もパワーの伸びが良く、使い勝手が良いので個人的には最もお勧めの配布SSRです。
スペシャルウィーク:最初期配布のイベスペは金回復が確定ではなく、イベントも貧弱で使いにくさが目立ちますが、スピードの伸びは配布の中では圧倒的No.1です。
サポカ資産がまだ豊富でない方が「一発上振れ狙い」をするなら、イベスペという選択肢は個人的にはアリです。
SRエルコンドルパサー:SRの中では頭一つ抜けている性能です。トレ性能も配布SSRと遜色なく、得意率が高いので使い勝手は上記3種以上に感じるかもしれません。
又、SSRエルコンが持っていない「真っ向勝負」のヒントを持っているのもお勧めポイントです。
2.スタミナカード
マック3種はいずれも「自前金回復」がある為、スタミナカードは基本的にはあまり重要なカードではありません。
その中でも唯一「スペシャルウィーク」はノンストップガールを取れる為、自前で所持していると「レンタルの選択肢が増える」というメリットはあります。
ですが、マックイーンにとってノンストは中距離でしかほぼ使わないスキルである上に、中距離レースは「垂れウマ+他の加速スキル」という選択肢も取りやすいので、その点でいえば「サウンズオブアース」を持っていたほうが他のウマの中距離~長距離の育成にも幅広く使える為、そちらのほうが良いとも言えるかもしれません。
いずれにせよ、あくまで「マックイーンでプラチナ」という視点においては、上記2点のスタミナカードはもちろん「あれば強い」カードですが、スタミナのトレーニングの為のスタミナカードであれば「配布ビワハヤヒデ」でほとんどが事足ります。
その分を他のカード、特にスピードと賢さに投資したほうがマックイーンは強く育成出来ると思います。
スタミナカードを使わない育成例
これはグラマスシナリオ(且つ賢オペラオー実装前)になりますが、京都芝3200mをこのようなカード編成で勝っています。
真っ向勝負をタキオンとオグリから、垂れウマ回避をオグリとファインから、狙う編成です。
次回以降のシナリオ環境がどうなるかは分かりませんが、マックイーン視点では今後もこのような編成を組む可能性は十分あると思われます。
3.パワーカード
パワーカードは、複数枚使う事はほとんどないと思いますので、上記4種のいずれかを持っていれば、という感じになります。
ナリタブライアン:マックイーンにとって、最強のパワーカードです。中距離長距離どちらでも使えます。右回り、冬ウマ娘、一匹狼が取れます。
金スキル「猛追」は「後半以降、追い抜こうとすると」という発動条件で、これは終盤接続を狙ったり、垂れウマ系のスキルの誘発に繋げやすかったりする、非常に強力なスキルです。
マヤノトップガン:金スキル「ノンストップガール」だけでなく、ヒントから真っ向勝負も取れる、実は強力なカードです。スタミナのスペシャルウィークと金スキルがかぶるので、あちらを所持している場合はブライアンかナイスネイチャの取得を目指したほうが良いと思います。
ナイスネイチャ:金スキル「いいとこ入った」と、尻尾上がり、ウマ好み、垂れウマ回避が取れる、こちらも非常に優秀なカードです。ブライアンとコチラと、どちらか一つは欲しい、というレベルなカードになります。
ダイワスカーレット:「鍔迫り合い」が取れるカードです。鍔迫り合いは根ケイエスミラクルからも取れるので、そちらとの兼ね合いになります。使いやすさとしては、
中距離:ダスカ > ケイエス
マイル:ダスカ ≦ ケイエス
短距離:ダスカ <<< ケイエス
と言った具合でしょうか。
ちなみに、私は上記4種の完凸はいずれも所持していませんが、力エルコンドルパサーを、ブライアンやネイチャと同様の意図で使用したことがあります。
現時点ではここで上げた2種がエルコンの「ほぼ上位互換」になりますので、このようなお勧めラインナップになっています。
4.根性カード
根性カードは基本的に「マイル(短距離)魔改造」するかどうかに寄ります。
魔改造をせず、マイル以下のチャンミは「適性のあるウマを出す」のでしたら、根性カードは「レンタル」し、自前で使うカードは配布ハルウララや配布ユキノビジン、あるいはSRオグリキャップ等で今のところは十分です。
魔改造挑戦する場合でも、スピードと賢さカードの所持ラインナップ次第では、レンタルで済むこともあります。
仮に所持を目指すのであれば、マイルではゴールドシチー、短距離ではケイエスミラクル、両方の汎用性を求める場合もケイエスミラクル、を狙うのが良いと思います。
5.賢さカード
テイエムオペラオー:長距離チャンミにおいては必須カードです。自前で所持していなければ必ずレンタルするので、どこかのタイミングで完凸所持を目指しましょう。
他に「怪物」の取得手段が出てくるまでこの地位は不動です。
メジロラモーヌ:マイル~中距離の育成において、強いというよりは「コスパが非常に良い」カードです。且つ、マックイーン以外の育成にも使える汎用性も最高レベルに高いです。
資産全体が不足気味の方にはかなりお勧めのカードですが、スキルの効果的に代替品が豊富である為、長期的視点では賢さ以外のカードが充実していくにつれて「あってもなくても良」くなるジレンマのあるカードです。
オグリキャップ:唯一無二の「快進撃」に着目しがちですが、真っ向勝負と垂れウマ回避、先行系スキル等々をこれ一枚で取得できるのが最大の強みです。
よって、マックイーンの育成においては、中距離以外でも強さを発揮できるカードになります。
ファインモーション:右回り、秋ウマ娘、垂れウマ回避を取得できる為、未だに一線級の働きをしてくれるカードです。金スキル「スピードスター」は効果時間が他の金スキルより短く、基本的には主に短距離やマイルでの「終盤接続狙い」以外では使用しない点に注意です。
6.番外編
もはや忘れられし存在になりつつある「玉座」ですが、ちゃんと触れておきます。
グループカード「玉座に集いし者たち」は、お出かけ時の獲得ステータスやトレーニング性能から見ると「スピードが伸ばせる賢さカード」のような使い方になります。
マックイーン視点では、特にスピードの成長率がない白黒マックの育成においては、意外と玉座との相性は悪くないです。
また、イベントで取れる「闘争心」や、金スキル「光芒円刃」は、スキル自体は強力なスキルになります。
今後のシナリオ環境や、カード編成等によっては、使える場面が出てくる可能性はあるかもしれません。
coffee break
以上で全解説は終了です。
ここまで読み進めてこられたトレーナー様には、大変感謝申し上げますわ。
最後に
というわけで、本日は「マックイーンでプラチナを目指す」トレーナーの為の教科書、
【メジロマックイーン’s バイブル】
をお送り致しました。
先ほど白マックさんのコメントにもありましたが、ここまで読み進めてこられた皆様には、本当に感謝申し上げます。
そして最後は、皆さんと一緒に、あの合言葉で締めくくりましょう。
勝利を、この手に!!
コメント