「スティルインラブでプラチナを目指す」トレーナーの為の教科書【スティルインラブ’s バイブル】

【ウマ娘】育成・攻略論
調教助手Ma氏
調教助手Ma氏

日は、うちのトレーナーとその同志の方に向けました、
あくまでスティルインラブ1着でチャンミ優勝を目指す為の教科書
を作成したいと思います。
環境の変化に伴い加筆していく予定ですので、宜しくお願い致します。

基礎編:スティルインラブ性能概要

↓のリンク先は実装直後に一般向けに性能概要を解説した記事になりますので、コチラをご覧頂いても良いでしょう。
飛ばして頂いても大丈夫です。

 

距離・条件別適性一覧

25年8月時点での、おおよその「距離・条件別適性」としては、

・芝
中距離:(※グリグリにしたいくらいの◎)
マイル:
短距離:注
長距離:無印

・ダート
中距離:▲
マイル:▲

という感じの評価をしています。

芝の中距離とマイルは言わずもがな、です。

短距離に関しては、覚醒進化スキル含む自前スキルがほぼほぼ使えませんが、初期適性がCという点で脚質やチーム編成に選択肢の幅が持てる為、サポカや因子の資産があればワンチャン・・・もなくはないと考えています。
固有スキルも最低限発動はしますしね。

一方、最も厳しいと思われるのが長距離。現状では長距離の先行・差し脚質が共に環境上位ではない事に加えて、追込適性も低くダブル改造が難しい為、LONGプラチナを取るのは至難の業と言わざるを得ません。

ダートに関しては、中距離マイル共に覚醒スキルは使えますので、ある程度のサポカ資産と因子さえしっかり準備していれば一発の可能性は十分にあるでしょう。

 

応用編:区分別攻略

ここからは距離・条件区分別に詳細な攻略を進めて行きたいと思います。

適性一覧の「印の順位が高い」もの(≒つまり、勝ちやすい)から順に記していきます。
③以降はかなりの「スティルマニア」向けになります。

①芝中距離

衝動の発動条件が差しなので、脚質は基本的に差し推奨です。

ちなみに、加速固有の発動位置が「終盤コーナー」であることについては、芝の主要なGⅠレース(未実装含む)は網羅できていて問題はないと思われます。

 

推奨サポカ

実際に編成可能かどうかはともかく、現状は「トレーニング性能を落としてでも入れないいけないサポカがない」という部分が最もたる強みになります。

スピードに関しては、
・自前固有が加速スキルである
・加速スキルの選択肢が幅広く取れる

という2つの点を考慮すると、アドグルから取れる加速金スキル「天賦の才」が必須というわけでもない点に注意(※弱いという意味ではない)です。
(同様に、王手に関しても「敢えて入れる必要はないスキル」と評価して良いでしょう。)

仮に入れるとすれば2,000m戦がお勧めで、逆に東京24の場合などは「白加速+継承加速」を4~5個積んでしまえば加速としては足りますし、現状はコチラのほうが強いと思われます。

 

推奨継承スキル

中盤スキルをメインに、加速スキルの足りない部分を補っていくのが基本戦術の型になります。

昨今の中距離先行勢は安定加速持ちが多いだけでなく、シンギュラリティのスキルがあることによって終盤力を兼ね備えており、早め捉えにいく必要があるからです。

加速スキルの種類は環境とコースによって使い分ける、という感じです。

無微課金或いはプレイ歴の浅い方向けとして、Wデバフにシューティングスター+大盤振る舞いを合わせる方法もあります。
偏ったスキル構成ではありますが、展開を決め打ちし終盤火力を高める型を取ることで格上に対抗しよう、という戦術の一種です。

 

②芝マイル

マイルにおいても強力な2つの進化スキルが使用可能という事で、差しでの運用が基本路線となります。

ただ、ライバルとなる青ルビーとグランアレグリアには中盤発動の固有スキルがある為、展開上彼女らの後ろから終盤に入る可能性が高く、ハイボルテージの発動の為には自チーム編成を後ろに固める(※デバフ含む)等の工夫が必要となる点に注意です。

 

推奨サポカ

現状のマイル差し運用の最大の弱点は、乗り換え上手と電光石火の取得に型落ちサポカを採用する必要がある事です。

この点が、自前加速持ちの青ルビーやグランアレグリア等から一段階評価が落ちる所以ですが、これに関しては今後の実装サポカによっても影響を受ける部分になりますので、有効加速持ち新サポカが実装された際には、世間一般の評価をガン無視して(※)引きに行きましょう。

スティルインラブのスペックにおいて、芝中距離は「強者の戦略」で問題ありませんが、それ以外でプラチナを取る為には「弱者の戦略」が必要です。
「弱者の戦略」の特徴の一つは、一点集中に特化した「差別化戦略」であり、レースの戦い方はもちろん、投資管理(≒ジュエル管理)も含め全てを戦略的に運用し、競争優位性の確立を目指すもの、です。

 

推奨継承スキル

個人的には、この3つの継承スキルは必須レベルと考えています。

加速スキルも必要ですが、展開上他の差しウマから離れすぎてしまうと最終直線だけでは追いつけないので、中盤継承スキルは取得しておきたいです。

加速スキルも積みたいのはやまやまですが、一方で白加速でチマチマ加速したところで自前加速持ちのウマに加速負けするという現実もありますので、最初から「金加速2発撃つ」つもりで環境読みや自チームの脚質編成の検討を行いましょう。

 

③ダート中距離

ダートでは覚醒金スキルを進化させずに覚醒金スキルのまま使う事になります。
個人的にはむしろ、この覚醒スキル2種がダートでも使えるというのは非常にありがたいですね。

闘争本能は発動条件が「4位以降」なので、逃げ先行が多いダート環境なら先行でも発動は出来そうですが、下記サポカ環境の関係で差し運用のほうがお勧めです。

 

推奨サポカ

9月の秋華賞チャンミではなく、いずれ来る(かもしれない)ダート中距離チャンミを勝つ為に、このスピードのアドマイヤグルーヴは必須です。

「天賦の才」の発動条件も4位以降なのですが、ダートバは逃げ先行が多く、ほぼほぼ発動する展開になると思います。

 

推奨継承スキル

基本は芝と同じく中盤スキル+加速ですが、ダートのほうが順位が後ろになりがちなので、アナボ・彼方に関してはむしろ発動させやすいかもしれません。

後は、継承スキルではありませんが、継承因子にランダム白加速(差し切り体勢、正面突破、前列狙い、等)をなるべく多く仕込んでおきたいですね。

 

④ダートマイル

ダートのマイルは「天賦の才」のようなサポカから取れる差し用の強力なランダム金加速スキルがないので、先行運用か差し運用か、チーム編成やサポカ資産状況によって分かれると思われます。

 

画像は24年チャンミDIRT(中京18)決勝レースの、終盤突入直後。
逃2先4のマッチングでしたが、青ルビーでこの位置、デジタルはもう絶望的です。

このレースに継承蒼炎を入れた差しスティルを出したとしても、ルビーよりは後方、4番のタルマエの後ろに付ければ御の字くらいの展開だと予想出来ます。

環境的には今も大きく変化してないと思いますので、あくまで「私は」ですが、今のところ「先行スティル+後方1+デバフ」が最適解かなぁという印象です。

11月LoHがダートマイルなので、そこでダート差しスティルを試してみようと思います。

 

推奨サポカ

先行育成を優位に考えている最大の要因は、スピードのラインクラフトの存在があるとも言えます。
うちの厩舎は、こういうカードをこっそり引いています(苦笑

さすがに次のダートチャンミ、或いはマイルチャンミ開催までにある程度のサポカが実装されるとは思いますが、電光石火か天真爛漫、その他新加速スキルが取れる強いサポカが来ない限りは、ダートマイルは前脚質有利環境でしょう。

 

推奨継承スキル

ダートマイルは開催場所ごとに有効加速が若干変わりますので、都度継承加速を用意する事になると思います。

候補としては、つぼみ&ヴィクショ、紅焔ギア、アナボ、彼方、辺りのいつもの継承加速です。
東京限定で、ぐるぐるマミートリックも先行ならまだ現役ですね。

 

⑤芝短距離

白スキルも全て込みで、自前のスキルの中で使えるスキルがこの固有スキルと差し条件の衝動のみ、です。

短距離条件の速度緑スキルはさほど強くない為、先行か差しかの選択は「どれだけ有効加速を積めるか」の一点のみで判断するのが上策です。
中京12等「迫る影」が有効なコースなら、追込改造も選択肢としてはです。

 

推奨サポカ

根性カレンチャンから取れる先行限定の「丁々発止」というプラスワンの金加速の存在によって、現状では先行育成が優勢です。
又、有効率は下がるものの上振れ火力が最強の「スプリントターボ」が取れるパワーケイエスミラクルも要注目です。

新潟12開催の10月チャンミより前に、恐らくビリーヴ(短距離バが欲しい方は待っても良いと思います)の実装と何らかのサポカは来ると思われますので、今年の10月チャンミに関してはその辺りを良く見極めていきましょう。

 

推奨継承スキル

短距離はどのみち「加速ワンチャン」のレースなので、加速スキルを出来るだけ積んでおきましょう。
仮に、次回の新潟12を先行で挑むなら、つぼみ&ヴィクショの因子厳選を今からしておくのがお勧めです。

 

⑥芝長距離

短距離と同じく長距離レースの場合、自前スキルは固有スキルと差し条件の衝動のみが使えます。

先行の場合は他の長距離専門バにかなり位置取り負けすると思われますので、差しがお勧めと言いますか、事実上差しの選択肢しかない気がします。

追込超魔改造(個人的に、仕上がり時に最低でもBは欲しい)はかなりの因子作りと本育成の試行回数が求められますので、それが可能な人は相当に限られてくるでしょう。

そもそも長距離の差しはしばらく不遇時代が続いていますので、強力なサポカの実装が待たれるところでもあります。

 

最後に

本日はここまで、

「スティルインラブでプラチナを目指す」トレーナーの為の教科書
【スティルインラブ’s バイブル】

をお送り致しました。

 

私のように「あくまで推しウマの1着でのプラチナに拘る」スタイルのプレイヤーは、全体から見ればマイナーな部類ではあると思います。

だからこそ、当サイトで情報を発信・共有する意義があるというものですし、今回は対象がスティルインラブですが、これまでも私がマックイーンでやってきたように、他のウマでもビジョンの考え方や戦略の作り方等は十分に参考にして頂けるかと思います。

決して、楽して勝てる攻略法の類の話題というわけではありません。

ですが、このスタイルの先にあるドラマや感動は、とても大きなものですし、私自身が元馬スティルインラブから学んだものや、はるか昔にオグリやテイオーから貰った感動等と繋がっているものだと思っています。

皆さんも、それぞれにお好きな馬・ウマ娘が居て、せっかくウマ娘をプレイしているお仲間なのであえれば、少しでも多くの感動や達成感を共有させて頂ければ幸いです。

 

 ここまでご拝読頂きまして、ありがとうございました。

 

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