【4周年記念】「ウマ娘の想い出」を振り返る

ウマ娘
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本日は【ウマ娘4周年記念企画】「ウマ娘の想い出」に関しての話題をお送り致します。
弊厩舎は「チャンミ推し活育成」がメイン活動ですので、過去のチャンピオンズミーティング戦績を振り返りつつ、普段の攻略記事では言及しない細かい部分にも触れていきたいと思います。

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4年間のチャンミ戦績概要

「ウマ娘の想い出」ベスト1

まず最初に、私の4年間でのウマ娘の想い出」ベスト1は、

 

 

このウマ柱です。

それっぽい表現をしますと、マックイーントレーナーとしての誇り、みたいなものですね(笑)

22年ピスケス杯当時、最高に仕上がった愛バの一戦一戦に、文字通り「手に汗握り」、そして「震えた」のを今でもよく覚えています。

ラウンド1ですらここまでの結果を得る事はなかなかありませんが、ラウンド2でのコレは可能性としては限りなく「もう2度とない」かも知れません。

 

年度別戦績

弊厩舎における過去4年間のチャンピオンズミーティング全戦績は、

・35戦14勝[14-11-6-4]
(※左から[A決1位、同2位、同3位、B決1位]の回数。詳細はコチラ⇒「チャンピオンズミーティング&LoH戦績」)

となっています。

歴代チャンミ優勝バの面々

 

これを年度別に分けてみますと、

1年目:10戦0勝([0‐3‐3‐4])
2年目:12戦5勝
([5‐7‐0‐0])
3年目:7戦6勝
([6‐1‐0‐0])
4年目:6戦3勝
([3‐0‐3‐0])

という感じです。
初年度の立ち上がりの遅さが、いかにも無微課金たるらしさではありますが、実のところ「キタサンブラックガチャに負けた」影響が大きいです(苦笑

ある程度戦力が整ってきた2年目からはきっちり結果も出てますが、3年目の終盤以降は主力育成ウマが徐々にインフレについていけなくなり、4年目の1年間をかけて変革を進めて行き今に至る、という流れになります。

 

脚質別戦績

先行(緑〇):7勝
差し(青〇):6勝
追込
(紫〇):1勝

ご覧のように、逃げウマでの優勝は過去一度もなく、ほとんどは先行か差しで勝利を収めています。

一応、基本的にはランチェスター戦略に則った形になってはいますが、本来究極的にそこ(≒効率的勝利)を目指すのであればもっと絞ったほうが良いように思いますね。

この辺りは人それぞれのプレイスタンスによる所も大きい(モチベーションにも関わる)ので、何が正解不正解という話でもないのですが。

弊厩舎としては、どのみち今後はスティルインラブを主戦に据える予定なので、恐らくは差し中心に特化を進めていく事になるでしょう。

これでスティルが差しじゃなかったらビックリですけど(笑)

 

距離別戦績

長距離(緑〇):3勝
中距離
(青〇):5勝
マイル
(赤〇):2勝
ダート中距離
紫〇:1勝
ダートマイル
橙〇:3勝

ウマ娘の想い出」として、個人的2位3位に入るんじゃなかろうかと思われるのが、「黒マック3階級制覇」白マックで凱旋門優勝です。

特に23年のMILE、予選戦績は一緒に出していたチヨノオーのほうが上回っていたので、決勝戦は本当に乾坤一擲の会心レースでした。

あと、全体を見て改めて思うのは、意外とダートを勝っている、という事ですね。

ダートに関しては、ダート専用スキルが今以上に特化インフレしない限り、今後も基本的には魔改造して参戦していくつもりです。

ウマ娘というコンテンツは、将来的に「世界に発信していく」と藤田社長がコメントされているので、凱旋門チャンミがあったようにいずれドバイWCやBCクラシックの開催もあるんじゃないかと期待しています。

 

歴代チャンミ優勝バ 個別振り返り&詳細解説

ここからは先に挙げた歴代優勝バの中身を個別に見ていきます。

改めて振り返って見てみますと、特に使われているサポートカードが「え?」「うわっ」と思ってしまうような編成をしているものがちょくちょくありますので、今後のガチャ戦略等に案外参考になるかも知れない?という感じで、どうぞお気軽にご覧下さい。

 

22年ピスケス杯 メジロマックイーン

育成シナリオ:メイクラ
コース距離:阪神芝3,200m
環境:逃げキタサン&追込タイシン環境

自チーム編成:先行1、追込1、STデバフ1

まだ加速スキルの選択肢が少なく、固有加速持ちのキタサンブラックと、唯一の迫る影持ちナリタタイシンに、直線一気が使えるその他追込勢が続く・・・というような世間一般の環境の中、

「継承勝ち鬨が来ただけでも御の字、あとは気合で何とかする」

と意気込んで、究極に仕上げた我がメジロマックイーンが、ついに大爆走したチャンピオンズミーティングでした。

 

まず一見して目を引くのは、「配布イベスペ」を使っている所ですね。
初期からのプレイヤーなら、色んな意味で懐かしいと感じる方もおられるのではないでしょうか。
キタサンを持っていなかっただけでなく、スタミナクリークも未所持だった為、このような編成になっています。

一方賢さカードについてはファイン&ネイチャの両方を持っていた点が、ここまでの仕上げが出来た大きな要因と言えるでしょう。

スキル構成の特徴としてはやはり「◎スキル4点盛り」と「緑スキル信者」っぷりが、この後のキャラにも続けて見られる部分ですね。
オペcaca理論」もこの時点で既に実行しています。
バレブルボンは、マックイーンの因子の為に引きましたから(笑)

逆にスピードスター等、終盤に発動するスキルの優先順位は低く、昔はほとんど入れていませんでした。
どのシナリオか忘れましたが、全身全霊をガン無視していた時代もあったように記憶しています。

 

尚、この時の「予選65勝」は、未だに歴代1位の記録です。

 

22年キャンサー杯 メジロドーベル

育成シナリオ:メイクラ
距離コース:阪神芝2,200m
環境:先行クリオグリ環境

自チーム編成:差し1、SPデバフ2

<中距離はクリオグリ一強

固有スキル「ミラクルラン」の発動位置がコントロール可能な2,000m~2,200m戦において、当時は確かにクリオグリが圧倒的に一強の時代でした。

ですが、このキャンサー杯の前に行われていたほぼ同環境(中山芝2,000m)の4月アリエス杯開催時に、

・クリオグリは、格上のクリオグリに勝てない

と感じていた私が「無微課金が取るべき弱者の戦術」として導き出した答えは、

一発火力特化型の差し

というものでした。

 

その結果、「彼方ノンスト大外ブン回し」という、非常に派手なレースでメジロドーベルが見事に勝利を収めてくれました。
痛快さという意味では、このレースが歴代最高と言えるかも知れません。

ノンストを入れる為に、無凸のユキノビジンを編成しています。
その他クリオグリや、まだ上位層に残っていた水マルへのレース展開対策として、スタミナのタマモクロスや配布のパワーマベサンを採用しています。

前項のマックイーンに比べ、評価値あるいはステータス全体としても見劣りするのは否めませんが、「競争」においては時に「偏る勇気も必要である」というある種の教訓めいたものを、このドーベルから感じ取ることも出来るのではないでしょうか。

 

22年ヴァルゴ杯 アグネスデジタル

育成シナリオ:グランドライブ
距離コース:大井ダ2,000m
環境:先行クリオグリ環境

自チーム編成:差し1、追込1、STデバフ1

「クリオグリ対策の再現」

火力に全振りしたドーベルと比べ、自前加速+ウママニアによって「火力を保ちつつ安定性も向上させられる」との考えから、クリオグリや新実装リッキーの先行勢に対して「デジタルで十二分に対抗可能」と考えていました。

むしろ「怖いのは後ろ」と判断し、追込+スタミナデバフを合わせる編成戦略を取ってます。
これに関して結果的には、あまりハマってはいませんでしたね(苦笑

 

今回の注目ポイントは戦術面ではなく、このデジタル育成の謎サポカ編成にあります。

レース出走がメインだったメイクラが終わり、トレーニング性能環境に戻ったグランドライブにおいて、キタサンを持っていない(正確には1凸だった)という致命的な弱点を、玉座ハロー編成という、そうそうお目にかかれないだろう組み合わせでカバーしています。

何かと物議を醸した玉座カードですが、個人的には「スピード0.5+賢さ0.5」的なニュアンスの性能と解釈した上で使っていました。

尚、玉座はこの後もう一度出てきますので、「通算2回のプラチナに貢献している」と考えると、決して損はしてない・・・はずです(笑)

 

22年ライブラ杯 ニシノフラワー

育成シナリオ:グランドライブ
距離コース:阪神芝1,600m
環境:追込クリオグリ VS 先行直滑降

自チーム編成:逃げ1、先行1、SPデバフ1

またしても「クリオグリ環境」。
ですが、今回は追込改造が必要であり、完成すれば最強格ではあるものの、育成にはそれなりのサポカ、因子、育成時間等々の資産が必要でした。

よって私としては、カジュアル無微課金勢にとっては先行直滑降、その中でも本体加速持ちのニシノフラワーが「実質最強格」ではないかと考えていました。

 

使用サポカも、SRが2枚入っている点はともかく、編成自体はスタンダードな形を採用しています。

前に行き過ぎると固有が不発になるので、地固めも入れてませんね。
まぁ決勝本番でも固有は出ず、決意の直滑降だけで勝ったような感じになりましたが(苦笑

ちなみに、この時の直滑降は発動位置が固定だったと思いますので、この記事を書いている2025年3月開催の次回チャンミは同条件の阪神マイルですが、直滑降自体は有効加速ではあるものの、「決意の直滑降持ちが最強」という事は特段ないと思います。

もちろん、追込クリオグリも「今は昔」、です。

 

23年アクエリアス杯 タイキシャトル

育成シナリオ:グランドライブ
距離コース:東京ダ1,600m
環境:特になし

自チーム編成:逃げ1、先行1、追込1

理論上最上位の性能だったのはコパノリッキーですが、グラライシナリオ時の育成ハードルは非常に高く、個人的には「ある程度のマイル適性があるウマは実質横一線」という評価でした。

そんな中、デジタルが既にプラチナを取っていたことから、それ以外のウマでカジュアルに参戦するという方針で臨んでいた記憶があります。

 

そして来ました「謎サポカ編成」、今回は特にツッコみどころが満載です。

まずは自分でもこの記事で振り返るまで完全に忘れていましたが、なんと配布の根性シンコウウインディをピン挿し採用していますね。
これは「泥んこマイスター」を取りに行ったのだと思われます。
さすがの緑スキル信者っぷりです。

これにより前述のニシノフラワーと比べ当然パワーが凹む事になりますが、それをダートSと、つぼみより発動条件の緩いヴィクトリーショットでカバーしようという育成設計になってますね。

又、Rハローを使っていますので、ここでライトハロー未所持であることがバレる事になります(笑)

周年の「タキオンハローガチャ」が1天井時点で完全に負けてしまい、その時点で「グランドライブは捨てる」という厩舎方針に舵を切ったのですが、その上でその後に出た賢さオグリを引いている(しかもここで使うんかい)のが、自分で言うのも何ですが、色んな意味で流石ですよね(苦笑

そしてその方針が、次のグラマスシナリオ以降の戦績へと繋がっていく事になります。

 

23年ピスケス杯 メジロマックイーン

育成シナリオ:グランドマスターズ
距離コース:中山
2,000m
環境:先行クリオグリ VS 正月キタサン

自チーム編成:先行1、差し1、SPデバフ1

中距離のクリオグリ環境において、これまで「火力特化差し」を採用する事で対クリオグリを二度制してきました。

では、差しではなく「先行」で勝つには、ひいては中距離で決して強いとは言えないマックイーンで勝つにはどうすればいいのか。

どうしても2階級制覇に挑戦したい私は、グランドライブを捨てると決めてから約半年間、この為の策をひたすら練り続けていました。

 

その結果、中盤特化で展開を制し、先行アンスキでミラクルランの火力に対抗する」という結論に至りました。

パッと見て一目瞭然かと思いますが、因子がガチです(笑)
このためだけに正月キタサンも引きましたからね。
1月2月のチャンミも本育成はほどほどに、2ヶ月間因子周回ばかりやっていたはずです。

決勝戦では相手に大逃げが来たため快進撃が不発だったり、先行アンスキも完全ではなかったものの、育成設計そのものはチャンミ全体を通じてかなり良い感じにハマりました。

相方として併せた差しドーベルも引き続き機能し、予選62勝は前年ピスケス杯には及ばないものの、中距離のマックイーンであることを差し引いて考えれば、育成完成度は今回のほうが上だったと評価できるのではないでしょうか。

 

23年アリエス杯 メジロマックイーン(水)

育成シナリオ:グランドマスターズ
距離コース:京都芝3,200m
環境:正月サトダイ VS 迫る影勢 VS 餓狼ブライアン

自チーム編成:先行1、SPデバフ1、STデバフ1

黒マックで2階級制覇を成し遂げた弊厩舎の次の目標が「衣装違いでもプラチナを」となるのは、必然の流れになります。

当時はまだ迫る影や怪物が取れるサポカが無く、世間一般の環境としては正月サトダイを中心とした無我夢中の差し勢がトップ層で、自前迫る影の追込勢がそれに続き、餓狼ブライアンは火力は高いが安定性が若干落ち、通常キタサン等の逃げは一部の猛者のみ採用、という感じだったかと思います。

当の水マックはと言いますと、加速火力には乏しいものの、中盤固有のおかげで対逃げや対ブライアンにはめっぽう強く出れるという特徴があり、最上位とまではいかないもののトップ層には含まれる、というのが個人的な性能評価でした。

 

一意専心は他の回復スキルと比べて発動率が若干下がる為、配布のアルダンを採用してレースプランナーを取得しています。
23年にもなってようやくLv45になったSSRキタサンブラックですが、なにかとご縁がありません。

一方賢さのファインモーション、ここまで全てのプラチナ取得ウマで編成されています。(※まだこの後にも使ってます)
このサポートカード、ヤバすぎでしょ(笑)

2025年現在、引換券を使って実質配布的な扱いで入手可能になってますが、新規参入のプレイヤーが無微課金で、例えばB決勝優勝や2次ラウンドA通過を目標に始めて行くのであれば、スピキタサンよりも賢さファインのほうが優先度は高いと言えるかも知れません。

話がそれましたが、水マックに関しては「中盤の位置取りを上げて、終盤は緑スキルで押し切る」という、いつものパターンの育成設計になっています。

 

23年6月MILE メジロマックイーン

育成シナリオ:グランドマスターズ
距離コース:東京芝1,600m
環境:特になし

自チーム編成:先行2、追込1

この頃になると進化スキルの登場であったり、加速スキルの取得選択肢が増えてきたりと、適性のあるウマであればそれまでと比べ若干平らな環境になってきた時期だったかと思います。

そんな中、弊厩舎が定めた目標は、あえての魔改造による「マックイーン3階級制覇」。

実は魔改造自体は初年度からやっていたものの、当時はそもそもが弱かったので全く日の目を見ませんでしたが、2階級制覇と2衣装による2冠を達成できた今の勢いなら、挑戦する価値はある、と。

そのように考えたは良いもののいざ本番となると、先にも記した通り僚バとして出走させたチヨノオーのほうが圧倒的に予選戦績は良く、さすがにちょっと無謀だったかな・・・と、ある意味気楽な気分で迎えた決勝戦。

前が開き、スピスタ・貴顕が接続し、加速と追い比べがこだまする。
直線を迎えたあの瞬間、私は久々に「震え」ました。

 

こんなことがあるんでしょうか?

と問いたくなるようなレース展開で、マックイーン3階級制覇は成し遂げられました。

育成自体はオーソドックスな中身です。
それなりのサポカを揃え、十分に仕上げた育成ではありますが、かと言って何か戦術的な狙い目があったスキル構成というわけでもなく、実際に予選勝率はさほどだったわけですが。

しいて勝因を上げるとするならば、水マル等にボコボコにされた初年度の時代から、諦めずに「いずれマックイーンでマイルも勝つぞ」と積み上げてきたノウハウ(≒スピタイキを引いた要因、ではある)が、このタイミングで実を結んだという事になるでしょうか。

 

23年8月DIRT アグネスデジタル

育成シナリオ:グランドマスターズ
距離コース:船橋ダ1,600m
環境:コパノリッキー環境

自チーム編成:差し1、追込1、SPデバフ1

魔改造ウマで一度優勝してしまうと、感覚的に魔改造の敷居が下がり、さも「それくらいの挑戦はやらないと」となってしまうのが、人間の恐ろしい所です。

いや私だけかもしれませんが。

というわけで弊厩舎の差しエースコンビ、ドーベル&デジタルで挑戦する事にしたのですが、ドーベルは初期ダートCスタートという魔改造すぎる魔改造での仕上げだった為、心境的には若干ドーベル贔屓だったことは、正直に言っておこうと思います。

実際の予選勝率も、ドーベルのほうが上回っていました。
コンビ的な役割として、デジタルを追込にして「一発火力を高める」型にしていたというのも、その理由としては在ったと思います。

 

ですが、そんな私の思惑をあざ笑うかのように、経済コースをスルスルとデジタルが突き抜けてしまいました。

いや、良いんですよ。
そういう空気読まない所を含めて、元々私はデジタルが好きなので(笑)

育成に関しては、SRオグリは垂れウマ回避を狙っての編成だと思います。
当時の根性カードの中では、SRでもそれほど弱くはなかったはずです。
ハルウララではなく配布ユキノビジンを使っているのは、初期絆の問題だったかと思います。

このチャンミは直前に復刻のリッキー&タルマエガチャがあり、環境の読みが非常に難しい状況でしたが、予選を通じてアレコレ編成を試した結果「前5読み」がドンピシャでハマった、戦術的に会心の決勝レースでもありました。

それらの点も全部ひっくるめて、厩舎としての充実期を迎えていた、そんな思い出のチャンピオンズミーティング回になりますね。

 

23年10月CLASSIC メジロマックイーン(白)

育成シナリオ:L‘Arc
距離コース:ロンシャン芝2,400m
環境:王手(先行&差し)環境

自チーム編成:先行1、差し1、SPデバフ1

「凱旋門賞」をモチーフにした、ウマ娘としては初の海外レース場でのチャンピオンズミーティング開催。
育成としては、初の王手環境という側面もあり、以降この「王手」というスキルが中距離環境に大きな変化をもたらす事となります。

とりわけこの「初回の王手環境」においては、進化スキルのインフレがまだそれほど進んでいなかった事もあり、極端に言えば「王手さえ発動出来れば誰でも戦える」という空気感でした。

そしてそれはつまり、これまで出走させたくても「性能面から躊躇せざるを得なかったキャラ」で挑戦する最大のチャンス、と解釈する事が出来たのです。

 

マックイーンを主戦とする弊厩舎にとっては、まさに「白マックでの参戦一択」でした。

スキル構成については、正直なところ私らしからぬと言いますか、中盤前に行く構成でありながらノンストも入れるという、特化ではなく全方位型の、どちらかと言えば「強者の戦術方面へのベクトルが働いています。

23年はあまりにも順調に上手く行きすぎていた事と、白マックプラチナ最大のチャンスという重圧が、保守的な心理を生んだのだと思われます。

結果的に優勝する事が出来て良かったのですが、ゴールした瞬間はそれまでの「震える」ようなエキサイティングな感覚ではなく、ただただ「ホッとした」という安堵の記憶と感触が、今でもハッキリと残っています。

 

23年12月LONG メイショウドトウ

育成シナリオ:L‘Arc
距離コース:中山芝2,500m
環境:差し(無我夢中)環境

自チーム編成:差し2、SPデバフ1

弊厩舎では先の「王手環境」において、白マックプラチナの裏側でもう一つの大きなプロジェクトが動き始めていました。

それは、初期の時代にサブエースとして活躍しながら、クセの強い固有と絶妙にかみ合わない2つの覚醒スキルからもたらされる残念な戦績によりしばらく「放牧」に出されていた、メイショウドトウの戦線復帰です。

私の思惑通り、ドトウは凱旋門チャンミ決勝で白マックの2着に入り、見事「復活」を果たします。
そして今度こそ「ドトウをエース」で、過去決勝2着の実績が2回ある長距離チャンミへと駒を進めていく事になります。

一方環境に目を向けると、最多の4回開催されている有馬チャンミは、コース形態の問題からか「逃げ環境」になる事が多いのですが、この年に限っては差しキャラやサポカが多く実装された影響もあって、多くのプレイヤーが「無我夢中の差し」で出走していたように思います。

私自身この世間の流れを読んでいたわけではないのですが、結果的に「追い抜き条件」固有を持っているドトウにとっては、この環境が大きな追い風となりました。

 

本番を迎えるまで、本心としては相方に併せたドーベルのほうがまだ戦えるんじゃないかと、本気で思っていました。
それくらい22年の後半、ドトウは惨敗続きだったのです。

今こうして見返してみると、ドトウの為に引いたとしか思えないサポートカード、ジャンポケとマベサン。
因子もここまで中距離マック時に一度しかやってなかった「両自前」のガチ構成。

私はどうやら自覚していた以上にドトウの事が大好きで、期待していない心境とは裏腹に、出来る限りの事は尽くしていたようです。

その甲斐あってか、「天命」はドトウに、本当に舞い降りてきました。

 

これまでのチャンミ優勝14回のうち、私は2回ほど感動で涙したことがあります。
1回目は初優勝の22ピスケス杯。
2回目はこの、ドトウ悲願の優勝回です。

今一度改めてドトウへ、感動をありがとう。

 

24年6月CLASSIC アグネスデジタル

育成シナリオ:UAF
距離コース:東京芝2,400m
環境:王手(先行&差し)環境

自チーム編成:差し2、SPデバフ1

明けて24年は2月・4月と立て続けに「魔改造挑戦」を行い、優勝には至らなかったものの、厩舎の育成活動としてはそれなりの収穫を得ていました。

そうして迎えた、2回目の「王手環境」チャンミ。
ここはいつものメンツでプラチナを目指すチャンスだと、意気揚々と臨んだのですが・・・

新シナリオによる、スキルPtのインフレ。
新キャラ勢の、進化スキルのインフレ。

徐々に進行していた環境の「変化」によって、目の前に広がるレース展開は、8ヵ月前のそれとは全くの別物でした。

 

ここで紹介しているという事は、決勝戦を勝つには勝てたという事ではあります。
予選戦績も57勝なので、一見悪くはありません。

ですが一方で、ドベデジ揃って着外というレースも多く、特に「格上仕上がりの強ウマ」に対して何の抵抗も出来ないレース展開が散見されました。

進化スキルの差を埋められない、という現実を突きつけられつつ、終盤発動とは言え「デジタルはまだかろうじて耐えられた」事に安堵したのも束の間、今度は次シナリオのキーサポカによって、あっという間に地獄の底へと叩き落されることになるのでした(苦笑

 

24年8月DIRT ダイイチルビー(青)

育成シナリオ:大豊食祭
距離コース:中京ダ1,800m
環境:水着ホッコータルマエ +α

自チーム編成:差し2、SPデバフ1

唯一無二の安定加速を備えた水着タルマエを中心に、相変わらず「強い人が作れば強い」リッキーも健在、という環境でした。

私が採用した青ルビーは、ポテンシャルだけなら水着タルマエと互角に近いと評価していましたが、ダート超魔改造の敷居が高すぎるのか、本番では案外見かけませんでしたね。

そして、ウママニアの優位性をほぼ失ったデジタルは、前走プラチナが幻だったかの如く、文字通りの「急転直下」となってしまいました。

 

たまーに出てくる、ガチ因子。
マルゼンとドーベルの相性値を盛る為に、どちらもメイクラシナリオで作成した因子ですね。

ちなみにコレはスティルインラブ用に用意したものです。
もしかしたら、ハチャウマの発売直前に来る可能性も考えて・・・と、そんな時期もありました(苦笑

尚、青ルビー自体に対しての私の性能評価は、安定加速タイプという事でかつてのクリオグリやこの時の水タルと同様に、どちらかというと「強者が使ったほうが真価を出せる」と考えています。

実際決勝戦は勝てたものの、予選勝率は7割に届いていませんでしたので、次回25年3月のMILEチャンミで青ルビーを採用する場合、弱者の戦術としては「火力型のウマと組ませるか、Wデバフ」という感じの運用が理論上お勧めです。

うちは今のところ、青ルビーではなく「ヤツ」が主役予定です。

  

25年1月CLASSIC タマモクロス

育成シナリオ:メカウマ
距離コース:阪神芝2,400m
環境:王手
クリアドべ環境
自チーム編成:先行1、差し1、SPデバフ1

リアルの都合で急に忙しくなってしまい、10月チャンミはほぼスルー、12月も何とか間に合わせという感じでしたが、1月なぜか再びの「王手チャンミ」という事で、年末年始も重なってそれなりの準備を整えて本番に臨む事が出来ました。

事前の攻略記事で取り上げたように「王手・紅焔・クリアドべ」の3要素がほぼほぼ環境への影響を占める事は明らかでしたので、まずはラモーヌを中心に「ジェンティル対策」を施したうえで、王手とクリアドべの対策すべき比率をルームマッチで確認したのち、「ラモーヌとタマモクロス」という編成を採用する流れになりました。

 

またしても、ガチ因子。
つまり、またしても「疑似スティルインラブ」という事です(笑)

プレイ時間が減る事で何がしんどいかと言いますと、イベントクリアの為のポイント稼ぎがなかなかに大変になるという事が最もたる部分になる為、リセットを多用する本育成より因子周回をやる方が圧倒的に建設的なんですよね。

なので最近はウマ娘のプレイ内容としては「スティル用の因子周回」が主になっています。
メカウマシナリオはヒントスキルの回収も容易ですし、何よりスキルPtも豊富に取れるので、昔の因子周回と比べれば「はるかに強く、はるかに簡単に」作成可能だと思います。

「プレイ時間はあるけど、無課金でやってます」みたいな学生さんにもお勧めです。

 

最後に

今回は【ウマ娘4周年記念企画】「ウマ娘の想い出」という事で、長々と私の過去のチャンミ活動の話題にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

なんだかんだ4年もやってきていると、それなりに物語も積もり積もっていくものですね。

普段は1記事あたり2,3時間~長くても5時間程度で書き終わるものですが、当記事はなんと3日間(何時間かけたかはわからない)もかかりましたよ(苦笑

たかがゲームと思われる方もおられるでしょうけど、私個人としては基本的に「仕事も遊びも、どうせやるなら全力で」という人生観を持ってる為、毎度毎度それなりにテーマを設けてちゃんと取り組んできたという事だけでも伝えられて、そこから何かを感じ取って頂ければ、大変嬉しく思います。

 

というわけで、本日もここまでご拝読頂きましてありがとうございました。

2週間後の「4周年」を、共に楽しんで行きましょう!

 

 

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