
本日は4月開催のチャンピオンズミーティング「LONG」(京都芝3,200m)における「先行エース」の育成指針について解説致します。
基本的には「怪物を如何に出すか」がテーマの中心になりますので、その辺りをシンプルにまとめていきたいと思います。
4月チャンミ基礎攻略 ⇒ チャンミLONG攻略解説
差しエースの育成指針 ⇒ 「差しエース」の作り方
先行エースの基本設計
取得スキルの優先順位

主な先行バにおいて、現時点では「一点集中」を唯一所持しているメカ衣装ビワハヤヒデ、「山頂でイタダキマス」の食祭衣装ライスシャワー、以外のウマ娘は基本的に「怪物」を必須取得スキルとして、その上で徹底した「中盤強化型スキル構成」が推奨されます。

よってレジェンズシナリオで取れる「新たな伝説を築く者」のような終盤発動の速度スキルは、取得優先度としてはかなり低くなります。
◎スキル等のランダム発動スキルを取得し切ってなおスキルポイントが余れば、程度に考えておくのがベターでしょう。
又、終盤スキルと速度アップの緑スキルは、展開上は「等価交換」と捉える事も出来ます。
終盤発動の固有や進化スキル持ちのウマは右回りや春ウマ娘を「〇」に留めて、その分を中盤スキルに回す、という選択肢も可です。
加速スキルの選定
主な加速スキルと発動順位条件等は、
< 継承加速 >
勝ち鬨ワッショイ:1位~2位
Do Ya Breakin:1位~2位
< 通常加速 >
怪物(本領発揮):先頭or先頭から4バ身以内
一点集中(狙いを定めて):1位~5位、終盤始めの方早めランダム
鍔迫り合い(真っ向勝負):1位~5位、終盤始めの方ランダム(※一点集中と比べ、有効率が低く効果時間が長い)
ノンストップガール(垂れウマ回避):なし
となります。
継承加速はどちらかを入れるとすれば「勝ち鬨」のほうが推奨です。
ランダムスキルと垂れウマ回避の比較としては、育成予定ウマの固有や進化スキルが中盤型ならランダム、終盤型なら垂れウマ、という組み合わせに理論上はなるかと思われます。
後は自チームの編成にもよりますので、それらを総合的に考慮した上でスキルを選択していく、という流れで育成方針を決めましょう。
育成の基本方針
1.継承因子の組み方

差し育成と同様に、長距離ウマの育成において最優先は「必要スタミナの確保」です。
先行は必要スタミナが多く、目安としては「スタミナ1500+金回復2個+α(白回復2つ程度)」を出来れば満たしておきたい感じです。
このラインを前提に、残りの青因子をスピードに回しましょう。
ウマ娘は距離が長いほどスピードの最大値が重要、です。
赤因子は長距離Sが必須です。
緑因子に関しては、加速or中盤速度or回復、の中からの選択になるかと思います。
今回はクリトプロ(未所持)の「Joy to the World」を入れたかったので自前で両因子を用意しました。
回復スキルを入れる場合はハロウィントップガンの「HOP STEP♪LOCK ON!」が個人的にはオススメです。
2.サポートカード編成

「賢さオペラオー」に関しては、育成ウマに賢さの成長率がないとステータスの伸びが若干苦しく感じるかもしれませんので、一般的には「スピブライアン」からの怪物取得を考えるのが良いでしょう。
ただ、影従打破も中盤スキルとしては強力なので、上記のような編成が組めるのならば組みたいところではありますね。
自前回復のない育成バの場合は、パワーニシノではなく回復スキル持ちサポカ(或いは回復持ちスピサポカ)を編成する形になるかと思います。
3.スキル構成例
Ⅰ.対逃げ想定Ver.

加速スキルのラインナップは「怪物・勝ち鬨・真っ向勝負・狙いを定めて」の4種です。
又、内弁慶以外の速度スキルは序~中盤かランダム箇所スキルになります。
評価値UBなのでもうちょい上を目指したいところではありますが、実際にはコレでスピードとスタミナがカンストしていますので、こんなもんなのかもしれません。
スキルポイントの最後100pt分を「先行コーナー◎」にするか「おひとり様〇」を取るか悩んだ末に、おひとり様を選びました。
正直なところ、全育成通して初めて取得したかもしれません。
このスキル、何気に〇の時点で右or春◎相当の効果があるようなので、発動したらかなりの儲けものですね。
ちなみに、速度緑スキルを積みすぎたせいか、このステータスでも一意専心が不発になると沈む可能性がある(苦笑)ので、回復スキルの構成をもう少し厚めに検討する事を改めて推奨しておきたいと思います。
Ⅱ.「逃げが少ない環境」対応Ver.(※4/8追記)

運良くすぐに仕上がりましたので、後述の「対後ろバージョン」のスキル構成も掲載しておきます。
中盤スキル重視はそのままですが、細かい部分の変更点としては「先頭を奪い返す」性能を若干下げて「終盤火力」を高めています。(※京都・根幹◎は「スタミナ勝負」の火力に乗る)
オルフェ過多の環境になった場合は、コチラのほうが安定して戦えると思われます。
最後に
本日は4月開催のチャンピオンズミーティング「LONG」における「先行エース」の育成指針について解説致しました。
今回事例紹介した水マックはどちらかというと「対逃げ」を意識した造りになってますので、本番までの残りの期間で「対後ろ」を意識したバージョンの育成もやってみようかな、という感じです。
5月LoHが中距離ダートと発表され、ダートが手薄な弊厩舎はそちらの準備にも取り掛からないといけないのですが、一方で「”中距離ダート”はチャンミが良かったなぁ(※黒マック4階級制覇に挑戦したい)」と、既に若干の意気消沈気味だったりしますので、そちらはまぁボチボチやっていきたいと思います。
というわけで、今回もここまでご拝読頂きましてありがとうございました。

※只今「サークルメンバー」を募集しております。
詳細は下記のリンク先ページへ。
コメント