本日は8月開催のチャンピオンズミーティング「DIRT」のルームマッチ最終環境考察回です。
本番開始までまだ約1週間ありますが、環境は完全に煮詰まってきていますので、早めにまとめておきたいと思います。
最終環境考察
・開催直前環境:本番のラウンド2や決勝に近い環境。「本番を想定したチーム」で参加してくる人が多い。
今回のルームマッチは、中期環境が「さらに加速した」と言わんばかりの環境になりました。
以下、まずはデータをご覧くださいませ。
最終環境の脚質分布
8/18実施の最終環境脚質分布です。
自チームの編成は「先行1、差し1、デバフ1」の合計20戦になります。
前回こっそり育成したファインモーションですが、
「固有発動しない」「直滑降の有効確率低すぎ」「スピスタの発動タイミングが微妙」
という三重苦だったので、さすがに10戦で諦めて魔改造ラモーヌを後半10戦分持ってきました。
青ルビーは前回までと同じくコチラのルビーです。
脚質分布だけを見れば前回の中期環境とほぼ同じですが、デバフの数が倍以上増えました。
つまり後方エースは(43‐32=)11しかおらず、先行に寄ったという次元ではなく「ほぼ先行エースしかいない環境」になってしまいました。
20戦中の勝った差しウマは私のルビーのみです。
ちなみに、他の勝ち先行バは新タルマエとリッキーのどちらかで、唯一勝利した逃げは通常マルゼンです。
各脚質共にある程度は他のウマも出走してはいましたが、1着はこの4人種のみです。
さすがにこれ程までに偏った環境は初めて・・・ではなく、実はこの状況に似た環境がかつてありました。
それは「22年9月開催のヴァルゴ杯(大井ダ2000m)」になります。
「22ヴァルゴ杯」に学ぶ、メタ対策
「クリオグリ」の強みと弱点
この時の環境は、完全なる「クリオグリ環境」でした。
スリーセブン or U=ma2でのミラクルラン発動で、全ウマ娘で唯一の「安定加速」を持っていた、というのがその最たる理由です。
今DIRTチャンミにおいても、加速スキルの選択肢の多さや、そもそも固有進化スキル等のスペックが高いウマが先行に固まっているという前提があっての、先行1強環境状態になっていると思われます。
一方、当時のクリオグリには「明確な弱点」があって、それは「終盤突入前時点までに、回復スキルを3~4つ要する」事による、中盤スキルの弱さです。
上画像のデジタルのように、終盤までに「ある程度差を詰めていれば差し切れる」という具合でした。
今チャンミにおける対応策
ですが、今チャンミの先行バ達にクリオグリと同様の弱点は無く、同じ方法での対策は不可能です。
なので「対応策」として考えられるのは、
・「同じ脚質」で固める
・同じくデバフを出す
残念ながら、これ以外にはないでしょうね。
もっとも、いくら環境上位とはいえ「1エース+Wデバフ」に弱点がないわけではありません。
固有スキル以外のスキルは、発動条件を満たしてしても「発動率100%ではない」からです。
格上の「先行+Wデバフ」に対して、自チームが「先行3」で勝つことも十分あり得ますので、各々のポリシーに則りながら、出来る範囲でしっかり対策をしていきましょう。
最後に
というわけで私自身は初志貫徹、後方脚質のみのチーム編成で挑戦しようと思います。
せっかく育成したので、ファインとラモーヌも使いたい気持ちはありますが、これまで何度も厩舎に貢献してくれたデジタルと、魔改造の意志を継いだ青ルビーで、覚悟を決めたいと思います。
子曰く「之を楽しむ者に如かず」、と。
夢の在処のその向こうへ、いざ行かん。
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