本日は12月開催のチャンピオンズミーティング「LONG」(中山芝2500m)における「差しエース」の育成指針について解説致します。
昨今の開催時における「王手環境」と同様に、基本的には「無我夢中」の取得必須を前提として、スキルの構成やチーム編成を中心に解説していきたいと思います。
12月チャンミ基礎攻略 ⇒ チャンミLONG攻略解説
先行バの育成指針 ⇒ 「先行エース」の作り方
差しエースの基本設計
差しは「無我夢中」の金加速運用が大前提になります。
考慮しなければならないポイントは以下の2点です。
①発動順位条件「4位~9位」を満たす為の展開を作ること
②無我夢中以外の加速スキルの取捨選択
①順位条件を満たす為の「スキル構成」と「脚質編成」
発動順位条件「4位以下」を、噛み砕いて言い換えますと「序・中盤スキルを入れすぎない」ように注意する必要がある、という事になります。
しかしながら、強力な逃げとマッチングする可能性のある今開催において、スキル構成を終盤に固めすぎると前に届きようがない位置取り(※)になるリスクがないとは言い切れません。
※大前提として、展開上の云々を考慮せずに「速度スキルの効果」を単純比較した場合「中盤スキル>終盤スキル」となり、中盤スキルを減らせば減らすほど「稼げる距離」は少なくなります。
又、終盤突入後から3~4コーナーに差し掛かる今回のコースでは、終盤にウマを抜く数が多ければ多いほど「外を回るロス(距離ロス)」が増える可能性が高まります。
(加えて、そもそもどの距離コースであろうと、抜く数が多ければ「詰まるリスク」も高い)
よって、このリスク部分の対応策としてスキル構成に配慮するのと並行して、これらの要素を加味した自チームの脚質編成を組み合わせる必要があります。(※+環境読みも必要)
具体的には、「逃げ2+差し」の場合は「中盤スキルを多くする」、「差し3」の場合は各々の固有と進化スキルの発動位置によって「中盤型と終盤型」に役割を分ける、等のような例になります。
②他加速スキルの取捨選択
今回の環境においては、全脚質にサポカから取れる金加速が実装された以上「無我夢中の不発≒負け」と言えますので、他加速スキルはあくまでサブ加速として「継承加速+垂れウマの合計2~3種程度」がお勧めです。
昨年弊厩舎は本体加速2頭出し(通常ドトウと通常ドーベル)でしたが、無我夢中のみのウマと比べて見た目に分かる程度には加速していたので、「完全に無我夢中のみ」よりは+でいくつか入れておいた方が良いでしょう。
育成方針
1.継承因子の組み方
青因子はSSR体エアシャカールの編成を前提として、スピード因子がオススメです。
エアシャカ未所持で且つサポカの全体層が薄い方でも、レンタル固定と考えたほうが良いでしょう。
赤因子はもちろん長距離必須です。
「全脚質金加速」がほぼ前提になり、芝Sの価値は相対的に低いと思われますので、長距離S取得に全振りしましょう。
2.サポートカード編成
基本はこの形の編成になると思われます。
欲しい金スキルがある場合はスピ1を根性1に変えても良いでしょう。
(もしくは、友人枠 ⇒ スタミナor根性)
ラインナップ的に若干古臭い感じは否めませんが、スピードに関してはこの2枚でも余裕を持って上限値には届きますので、今シナリオは編成の自由度が比較的高いですね。
スキル構成例
加速スキルの構成は、
・無我夢中、シューティングスター、垂れウマ回避
になります。
又、金スキル(固有・進化含む)を大まかに「序中盤or終盤」で分けると、
・序中盤:5つ
・終盤:5つ
・ランダム:1つ
という感じのバランス型になっています。
私の育成法としてはかなり終盤に寄せた方の構成ですが、ローレルは如何せん固有と中盤進化が非常に強力なので、これでも前に行き過ぎる可能性はありそうです。
ここら辺りはLoH開催が終わってから、いつものルムマ試走で検証していきますので、差しエースメインの方はそちらの内容も併せて参考にして頂ければと思います。
ちなみにステータスに関しては、ラストのスタミナトレーニングが上振れませんでしたので、理論上私のサポカ資産でもコレより上を狙う事は十分可能ですね。
最後に
今回は、12月開催のチャンピオンズミーティング「LONG」における「差しエース」の育成指針について解説致しました。
弊厩舎の近況としましては、早期にチャンミ育成を開始したことで、当初の予定通り以上に順調に育成を進める事が出来ています。
有馬記念は「一年最後の総決算」という面がありますし、結果がどうなるかは時の運ですが、出来る限り悔いなく楽しめるようにしていきたいですね。
それでは本日もここまでご拝読ありがとうございました。
次回「先行エースの作り方」でお会いしましょう。
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