本日はチャンピオンズミーティングLONG決勝戦のレース回顧と、エースとして出走したメイショウドトウさんのお話を少しだけお送り致します。
まずは、レースをご覧くださいませ。
チャンピオンズミーティングLONG 決勝戦
レース回顧
向こう正面で上がりすぎないかとハラハラした展開になりましたが、ギリギリ4～5番手の位置で我慢した後、無我夢中⇒goofup⇒ノンスト＆昂る鼓動、と繋がった時には、
勝てるかも。
勝てるかも知れない。
そう、震えました。
直後、４コーナーで2，3バ身突き抜けたのを見て、勝利は確信出来ました。
こんなことがあるんでしょうか。
「勝てるときは、全てが上手くいったりするもんです」
あまたの名騎手達のそのようなインタビューを、これまで一競馬ファンとして何度も目にして来ましたが、ウマ娘でもこういう事ってあるんですね。
もちろんそれを狙ってスキル構成やらチーム編成やらを仕込んではいるわけですが・・・
これまで何度も「不発」に終わったメイショウドトウが、ついに「最高の大駆け」を発揮して、初のプラチナ戴冠となりました。
一方のドーベルは、スタートこそ良い形に出ましたが、大外枠の不利があって後ろに下げられてしまい、かかってしまいました。
中盤からはしっかり盛り返せてはいたので、かかってさえいなければドーベルも好勝負だったと思いますが、まぁこればっかりは一発勝負なので仕方ないですね。
お相手の方のブライアンも「怪物」が不発になっていたように見えました。
着差から考えて、発動していれば際どい勝負になっていたと思います。
今回はたまたまドトウの「番」だったという事でしょう。
お二方とも、対戦ありがとうございました。
メイショウドトウの軌跡
メイショウドトウのチャンミデビューは、21年10月のライブラ杯まで遡ります。
当時はまだA決勝に進めるかどうかも五分五分程度の弱小零細厩舎でしたが、初出走のドトウが決勝戦で2着し、2位という好結果をもたらしてくれました。
以降、芝の中長距離ではマックイーンに次ぐサブエースとして、翌3月ピスケス杯での「厩舎初プラチナ」をマックイーンと共にワンツーで飾る等、弊厩舎にとっては「黎明期の功労バ」という存在です。
マックイーンのプラチナ戴冠後、ドーベルが勝ち、デジタルが勝ち、ニシフラが勝ち・・・と、厩舎全体が成長曲線を描いていく中で、「なんとかドトウにもプラチナを」と、エースに指名して挑んだ22年11月スコーピオ杯で、それは起こりました。
22年のスコーピオ杯は「京都芝2200m」という、いわゆる「直滑降環境」でした。
先行勢が「安定した加速」を手にした中で、どう抜け出すかが勝負の分かれ目になるこの条件。
固有スキルに「追い抜き」条件があるドトウにとっては、厳しい現実が待ち受けていました。
ラウンド2初日、固有が全く発動せず、大惨敗を喫します。
このままではA決勝に進めない事態となり、急遽「直滑降を入れた赤テイオー」を無理やり投入し、何とかA決勝に進む事は出来ました。
ですが、ドトウエースの戦いとしては「完敗」。
私の見通しが甘かったのもありますが、同時に、ドトウの固有スキルでは
「この1年間で緩やかにインフレした環境では、もう戦えない」
そう痛感した私は、ひっそりと「ドトウプラチナ」の旗を降ろし、表舞台から封印することを心に決めたのです。
転機、そして復活へ
23年2月にウマ娘は2周年を迎え、「進化スキル」なるものが登場します。
それでもドトウは「2つの進化スキルが有効な場面が、全くかみ合っていない」という、絶妙なドトウっぷりを発揮し、結局のところ「あまり強くない」という立ち位置が変わることはありませんでした。
それでもなお、待っていればいつかは風が吹くものです。
ようやくドトウにも、2つの追い風が吹きます。
それが「SSRジャングルポケット」と「リーグオブヒーローズ」の実装です。
ジャンポケの金スキル「昂る鼓動」は、終盤始めに「前に出る」スキルです。
「前に出る」は「即時速度アップ」のスキルです。
そう、このスキルはドトウの固有スキルと、少なくとも現時点では「最も相性の良いスキル」というわけです。
そしてリーグオブヒーローズの実装。
ご存知の通り、LoHのレースは12頭立てのうち、NPCが6頭走ります。
これはもう完全に「ドトウの為のレースイベント」だと、私は思いましたよ(笑)
この2つの要因があり、「もう一度ドトウに華を持たせる」という心は、完全に復活を果たしました。
その後の流れは最近の当サイトの通り、9月LoHはトップ成績、10月CLASSICで白マックと決勝ワンツー、そして今回12月のLONGにて遂に「ドトウプラチナ」を達成するに至りました。
来年に向けて
先日アップしました来年1月LoHの記事に書きました通り、来年は開催条件を見ながらLoHでもよりステップアップを目指して頑張っていこうと考えています。
一方のチャンピオンズミーティングに関しては、引き続きドトウ、ドーベル、デジタルを中心に「好きなウマでプラチナを目指す」スタイルを貫いていく予定です。
違う距離区分や脚質、魔改造等、やり方次第でまだまだチャレンジ出来る事は沢山あります。
そうして積み上げられる「ノウハウ」を、当サイトを通じて皆様と共有しながら「全力でウマ娘を楽しんで行く」所存です。
今後とも引き続き宜しくお願い致します。
それでは、本日もここまでご拝読ありがとうございました。
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