新実装ウマ娘「スティルインラブ」性能評価&解説

ウマ娘
Merci.
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本日は4.5th Anniv.ガチャ新実装されますスティルインラブ性能評価&解説です。
今回は主に速報的な意味合いとして一般向け?な内容をメインに、詳細な部分については実装後に後日改めて記事をアップしたいと思います。

新実装 スティルインラブ 性能評価

全体像

主戦場は「芝中距離の差し」ですね。

サポカ資産と環境によっては先行という選択肢もナシではないですが、衝動+進化スキルがかなり強力なので基本は差しでしょう。
尚、9月の秋華賞チャンミに話題が行きがちですが、開催頻度の多い東京24において採用サポカの選択肢が広く取れるという点が高評価だと個人的には思います。

マイルでも差しのほうがカタログスペック上は強いと思いますが、現時点ではハイボルテージが出せるように自チームの脚質編成には注意しましょう。
加えて、相対的に弱いという意味ではないですが、自前加速が強力な青ルビーやグランアレグリアのほうが一般的には育成しやすいかなと思います。
(※この辺りは今後の加速スキル環境によって状況は変わる可能性もあります。)

 

固有スキルと進化スキル

固有:スカーレットリリィの高揚

衝動の発動が前提=差しでの運用が前提として、本体加速スキルを貰いました。

このスキルは、中距離においてはいわゆる「アナボ・彼方」の上位互換スキルで、非常に強力です。
と同時に、一見すると距離条件面でオルフェの「我が意、即ち天の理なり」の下位互換に見えなくもないですが、一応この固有スキルは発動率が100%であるという利点もあります。

上記の特性上「王手の必要性がかなり下がった」部分も、高く評価出来ます。

 

継承含め中距離差し以外の場合は「終盤のすごく速度」なので、要するに「鼓動とほぼ同じ」です。

 

進化①:赫き胎動

ものすごく前に出る」は、ただただ強い、それだけです。
終盤接続を考えると、京都2000mはもちろん、中山20や前回の阪神22とかでもかなり上位の部類の性能になると思います。

 

進化②:誰にも告げぬ誓い or 呼び覚まされし願い

最近良くある2段発動スキルですが、「誰にも・・・」のほうは1段目の発動が既に「すごく前に出る」なので、恐らく固有スキルより強いレベルで強いです。
文言だけでははっきりと良く分からないのですが、東京24で2段発動するのかどうか、実装されたら見てみます。

マイルの場合は「呼び覚まされし・・・」に進化させることになりますが、中盤速度+「早め」の前出加速複合スキルなので、グランアレグリアの「推してまいる!」と遜色ないと言いますか、もしかしたらこちらの方が強いかもしれません。

 

元馬スティルインラブ 解説

画像:netkeiba.com様より

主な勝ち鞍:牝馬クラシック三冠
同期のウマ娘:アドマイヤグルーヴ、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイ
キャラ性能・適性:芝マイル中距離の先行・差し

競馬の見方を変えてくれた、私にとって「最も好きな馬」

私が初めてスティルインラブに出会ったのは、2003年のチューリップ賞。

当時、いわゆる「競馬好きの兄ちゃん」だった私は、春の競馬シーズン、特にクラシックが開幕する桜花賞シーズンが取り分け大好きでした。
桜花賞~オークスは、馬券的にも非常に得意だった、というのもあります。

 

「桜花賞の本命候補」を探していた私は、最後の直線で前がふさがって一旦スピードダウンしたものの、外に出してもう一度伸びてくる勝負根性を見せてくれた姿を見て、

こいつが今年の本命、だな

と確信しました。

血統的にも、父サンデーサイレンス産駒。
母父ロベルトは大舞台に強い血統ですが、一方でヘイルトゥリーズンの3×3というちょっと濃いめのインブリード持ちの面で、若干ですが「スピードの早熟に寄りそう」という懸念を抱いたのも事実でしたが、この時点では「少なくとも桜花賞は確勝じゃないか」とまで思ったものです。

 

 

桜花賞を本命◎1着で無事通過して、迎えたオークス。
私は桜花賞以上にオークスが得意で、実際前年の2002年スマイルトゥモロー、翌年2004年ダイワエルシエーロも、共に本命◎1着で大勝ちしたレースです。

というのも、私の中でオークスは明確な買い方がありまして、それは「桜花賞で差し届かなかった馬を買う」という方法でした。
そして、この年その買い方に当てはまる馬は、明らかにアドマイヤグルーヴのほうだったのです。

 

圧倒的1番人気を嫌った。
上記の攻略法は「出遅れの可能性」は加味していない。

 

そういう部分が、なかったわけではないかもしれません。

ただ、この時の私は、チューリップ賞~桜花賞と、自分の目で見出だしたスティルインラブという馬への「愛着」で、オークスの本命◎を打ったことを、否めませんでした。

 

スティルが1着でゴール板を駆け抜けた姿を見た時には、喜びや感動というよりもむしろ、

勝って(馬券が当たって)しまった

という感情の方が、大きかったのを覚えています。

 

 

その後、史上2頭目の牝馬三冠を成し遂げたものの、エリ女でアドグルに逆転された時点で、

「たぶんもうアドグルに勝つことはないだろうな・・・」

と、勝手ながら私は思いました。
最初に書いた血統的な早熟性が、個人的には引っかかっていたのです。

いちファンとしてはマイルを使って欲しいとも思いましたが、当時はビクトリアマイルもない時代ですし、諸々の事情があるのでしょう、こればかりは仕方ありませんね。

 

一方、私個人はと言いますと、このスティルインラブを追いかけた事で「一頭を継続的に追いかける」という楽しみ方に完全に目覚めてしまいました。

馬券も、馬連や三連複等には以降全く興味を持てなくなってしまい、もっぱら単複買いという「応援馬券」みたいな買い方がメインになりました。

さらには徐々に馬券自体にも興味が薄れていき、馬券に使っていた資金を牧場訪問やぬいぐるみクレーンゲームで取りまくるといったような、今で言う「推し活」的な活動に、どんどんシフトしていったのです。

 

「競馬好き」から、「競馬マニア」、いや「馬マニア」へ。

私を導いてくれた馬、それがスティルインラブです。

 

 

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