本日は4月開催のチャンピオンズミーティング「阪神芝1600m」の攻略ポイントを解説致します。
明日から「マンスリーマッチ」期間が始まるはずですので、前もって育成方針等の参考にして頂ければ幸いです。
逃げウマの育成指針 ⇒ 「逃げエース」の作り方
先行バの育成指針 ⇒ 「先行エース」の作り方
差しウマの育成指針 ⇒ 「差しエース」の作り方
阪神芝1600mの「前回チャンミ環境」のおさらい
前回開催の阪神芝1600mは2022年10月の「ライブラ杯」になります。
この時の環境は、一言で言いますと、
直滑降 VS 追込クリオグリ
でした。
上位勢ほどクリオグリ環境、(決意の)直滑降持ちの先行は「カジュアルに強い」という環境で、私自身も自前決直持ちのニシノフラワーが固有も発動せずに快勝した、と言えばその環境の大枠を想像して頂けるかと思います。
当時と比較して、今現在は「マイルに強いウマ」「加速スキルの選択肢」がかなり増えました。
直滑降や追込クリオグリは「安定加速」が最大の強みなので環境上位であることは変わらないと思いますが、他の選択肢を取ることも理論上は一応可能だと思います。
阪神芝1600mの攻略ポイント
1.コース全体像
序盤:スタート~残約1,330m。全て直線の区間です。直線〇系のスキルは最速発動の可能性もあります。
中盤:残約1,333m~残約533m。下り坂判定が残600mを過ぎた辺りから在り、これが「下校の楽しみ」で固有を発動させるクリオグリが強力な理由になります。又、直滑降の有効発動率も前回の1400m(内回り)と比べると高くなります。
終盤:残約533m~ゴール。最終直線も前回より100m以上長くなり、追い比べによる根性の値もより効くようになります。
2.主な有効加速スキル(太字は個人的オススメ)
逃げ:アングリングスキーミング、プランチャガナドール、ひらめきランディング、逃亡者(押し切り準備)、ハイボルテージ(心弾んで)
先行:風光る、つぼみほころぶ時、ハイボルテージ(心弾んで)、鍔迫り合い(真っ向勝負)、決意の直滑降(直滑降)、ノンストップガール(垂れウマ回避)
差し:つぼみほころぶ時、レッツアナボリック、コンドル猛撃波、ハイボルテージ(心弾んで)、乗り換え上手(差し切り体勢)、電光石火(一足飛び)、ノンストップガール(垂れウマ回避)
追込:レッツアナボリック、コンドル猛撃波、抜群の切れ味(切れ味)、電光石火(一足飛び)、ノンストップガール(垂れウマ回避)
※東京1600mよりは最終直前が短い為、追込の迫る影(直線一気)は発動位置がかなり遅めになります。プランチャも同様ですが、逃げは加速スキルの選択肢が少ないので、入れても良いかも知れません。
※曲線のソムリエ(コーナー加速)は前回以上に有効発動率が低くなるので、基本的には非推奨です。
チーム編成例と育成方針
1.チーム編成戦術例
①先行2+追込クリオグリ編成
「安定感」という選択肢を取る価値は上位勢ほど高くなる、のが競争戦略の基本です。
なので、今回の上位勢編成はコチラが主軸になると予測しておくのがベターです。
又、クリオグリの有無にかかわらず、後方脚質が多めの編成を組む場合は前目(1位~5位)の順位で発動するハイボルテージ(心弾んで)の加速スキルを採用しておきましょう。
②逃げ2+先行1編成
クリオグリ環境における唯一の隙は「回復スキルを3つ入れないといけない」点です。
自ウマはこの3スキル分を「中盤スキル」に回すことで、追いつかれないほどの差を取るようにするのが最もスマートなクリオグリ対策になります。
③先行主力編成
逃げを出さずに先行を主力としてクリオグリ対策を行う場合は、アングリングスキーミングの取得を推奨します。
④先行1+デバフ2編成
③の応用編です。先行1エースの仕上がりに自信があれば「慧眼+564独占力」を2枚用意するのも対策としては有効的です。
2.チーム編成例:Merci.厩舎
夢の扉のその先へ、エースはメイショウドトウ(先行)です。
長距離プラチナからの2階級制覇を目指したいと思います。
スピードスターの進化スキルがコースとマッチしていて、先行で出せるという点も良モチベです。
尚、初期マイルFなので魔改造です。
これで昨年6月からの1年間で6回中5開催魔改造出し、でございます。
2頭目はバレブルボン(逃げ)です。
前回の阪神千六チャンミでは予選チームトップの勝率を出すものの、決勝はニシノが勝ちましたので今回リベンジで出します。
且つ、ドトウの固有のトリガーになれる可能性も含めての、チーム編成となります。
3頭目はアグネスデジタル(差し)です。
今後のガチャ状況次第ではありますが、現時点では先行エースのドトウに決意の直滑降を入れられない可能性が大の為、後ろもデバフではなくエース格を編成したいと思います。
デジタルは芝での優勝歴はないので、こちらも「2階級制覇チャンス」となります。
<「ハンデGⅠ」という価値観>
ウマ娘には「斤量(負担重量)」という概念はありませんが、実競馬にはレース毎に年齢や性別等々の要素を加味した斤量が設定されていて、日本のGⅠレースにおいては基本的に同じ条件の馬は全て同じ斤量(定量戦、という)になります。
一方で世界に目を向けてみると、アメリカやオーストラリアでは「ハンデキャップ競走のGⅠレース」が存在していて、出走馬によって斤量が異なる場合があります。GⅠレースを「最強馬決定戦」と位置付けるとすると、GⅠをハンデ戦で行う事に疑問を持つ方も居るかも知れませんが、これには「実際に対戦していない馬同士を比較する」のような目的であったり「ハンデが増え続ける中で連勝してこそ真の最強」というような価値観が背景にあります。
ゲームの世界にも、例えばRTAを見ても、一つのゲームに対して様々なジャンルが存在しますよね。
私の「一度勝ったウマは出さない」や「別の距離での2階級制覇を狙う」といったように、単純な「プラチナの数」だけでなく「誰で取ったか」「どう取ったか」に拘ってみるのも、一つの楽しみ方ではないかと思います。
3.チーム編成例:のこ厩舎
のこ厩舎のマイル1頭目は固定枠、夏タイキ(先行)です。
こちらも私のドトウと同様に、ガチャ状況次第で賢ニシノをレンタル出来るかどうかがカギになりそうですが、今のところは可能と読んでこの編成を提案した感じになります。
2頭目はファインモーション(先行)です。
自前「決意の直滑降枠」として今回は環境上位寄りだと思います。
スピードスターの進化スキルも強化されたので、広くお勧めできるウマになります。
3頭目はメジロラモーヌ(先行)です。
というわけで見ての通り、のこ厩舎は先行3編成になります。
先行バはスキルの発動条件の問題で「道中6番手以降になるとほぼ何もできない」ので、この編成の場合は基本的に「全員地固めウマ好み必須」となり、序盤~中盤スキルの充実度がキーポイントになります。
4.チーム編成例:ねこさん厩舎
直近4開催で3プラチナ、うちのサークルで今最も勢いのある、ねこさん厩舎。
前回SPRINTと全く同じ編成が一応お勧めになりますが、何を目指すかのコンセプト次第で、どれでも1枚をデバフに変えても良いと思います。
今回はダイイチルビー(差し)が、位置取りの関係で相手クリオグリの電光石火のトリガーになってしまう可能性がある点が一番の注意点となるでしょうか。
ライスシャワー(先行)とニシノフラワー(先行)はどちらも決意の直滑降持ちになりますので、鍔迫り合いかハイボルテージかの金加速を一つ+α白加速を仕込んだ上で、後は純粋な仕上がり勝負になると思われます。
最後に
今回は、4月チャンピオンズミーティング「MILE」攻略解説回をお送り致しました。
実際の開催までにはまだ1ヶ月以上あります。
予定では3月4日からマンスリーマッチが始まり、通常のフレンドレンタルの他にもう一つサポカをレンタルした上での育成が可能になるはずです。
現時点でまだ「何がレンタル可能なのか」が判明していない点が何とも言えない所ではありますが、それを踏まえた上で周年ガチャをどこまで回すか、いよいよ最終判断になりますね。
回すとなるとサポカ資産が大きく変わることになりそうなので、良い意味で緊張感があると言いますか、どういう仕上がりの育成が出来るようになるのか今から楽しみです。
と言った感じで、ここまで本日もご拝読頂きましてありがとうございました。
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