【チャンミSPIRNT】ラウンド1直前、環境考察（ルームマッチレポート）

前回40戦分のデータ考察はコチラ ⇒ 2週前環境考察

開催直前環境の脚質分布

今回は2/11(日)に20戦、2/15(木)に20戦の計40戦分のデータとなります。

自出走バの脚質は「ドーベル差し、ファイン先行、カレン先行」になります。
デバフ入りの試走は行いませんでした。

それではまず、11日分のデータから。

　

上段の表：私以外の参加者の脚質分布数、です。
中段の表：参加バのうち「大逃げ」「種類別デバフ」の数をピックアップしてます。
下段の表：各レースの1着の脚質です。赤字は私のウマが勝った部分になります。

ご覧のように、逃げの出走バが大幅に減りました。
ですが、次の15日のデータでは逃げの数もある程度戻りましたので「一時的なもの」という認識で良いと思われます。
（※日曜日だったので「単騎参加者」が多かった影響の可能性アリ）

又、勝ち脚質についても一見先行優勢に見えますが、自出走バを除けば「10:6」なので、前回の中期環境から大きく変わったわけではなく、先行勢と差し勢は「実質ほぼ互角」の様相です。

　

続きまして15日分のデータです。

　

さすがは直前環境、明確にチームコンセプトを感じる方の参加が多かった印象です。

特に1戦目の「’あえて’の追込ルビー」や6戦目の「強弱をつけた大逃げ2頭出し」のような戦い方は、お相手ながら非常に素晴らしい仕上がり具合だと、正直唸ってしまう程でした。

出走分布と勝ちウマの脚質を見る限り、どの脚質が有利不利というよりは「チーム戦術を含めてしっかり仕上がったウマが勝つ」感じになっていますので、本番は文字通りの「真っ向勝負」になりそうですね。

　

「デバフ」の使い方

今回のチャンミSPRINTでは、環境考察の80戦を見る限りデバフウマに関しては「ほぼいない」と考えて良いと思われます。

又、本番ではルームマッチと比較して多少「脚質がバラける」傾向がありますので、逃げ自体はもう少し増えると思いますが、「前と後ろ」の区分けとしておおよそ「6：4」の脚質編成バランスはそこまで大きく変わらなさそうでもあります。

以上の事を念頭に置いた上で、今回私は「デバフを使ってドーベルの勝ち筋を太くする」という策を実施するつもりです。

詳細は後述しますが、現状では差しドーベルより先行ファインのほうが仕上がり状態が良く、自チームが先行2差し1だと、差しドーベルの位置取りが悪い(後ろすぎる)展開が多く見受けられます。
これをドーベルより後ろになるデバフを出す事で展開を変えてドーベルの位置取りを改善する、という事が主な狙いです。

ただし、これによりチーム全体としての勝ち筋が太くなるかというと、そうでもなさそうなのが短距離レースの難しい所。
なので、本番のラウンド2をデバフなしで20戦、デバフありで20戦し、勝率が良かったほうで決勝戦に挑む、というのが現時点での展望になります。

　

　

今回試走した各ウマのデータ

メジロドーベル：「差しエースの作り方」で紹介したドーベルです。最後まで育成を継続するつもりですが、「ダブルS＋金加速2枚＋ウマ好み」のハードルはさすがに高く、結局このままいくことになりそうです。
尚、京都マイルLoHと比べ「遅らせ彼方」の有効発動率はかなり低く、「淀の女王」もないため、ぶっちゃけ弱いです（苦笑

ファインモーション：未紹介のファインです。一見なかなかの仕上がりですが実は「鍔迫り合い」がありません。ですが「魔改造距離S」「地固め＋ウマ好み」「白加速4種＋決直」と、全体的には9割がた仕上がっているので、これで行きます。

カレンチャン：「先行エースの作り方」で紹介したカレンさんです。一応ルムマでも勝利実績はありますが、デバフとの交代候補になります。予選で意地を見せてくれるとそれはそれで嬉しいです。

　

最後に

本日は、2月開催のチャンピオンズミーティング「SPRINT」における直前環境考察を行いました。
ラークシナリオ最終戦、有終の美と行きたいところですね。

ちなみにチャンミを2桁以上勝利している弊厩舎ですが、実は短距離チャンミはまだ未勝利です。

前年からの勢いでついに鬼門を突破するのか。
はたまた、さすがの「長距離主力厩舎っぷり」を発揮してしまうのか。
自分自身でも楽しみです。

それでは本日もご拝読ありがとうございました。
皆様のご武運を祈っております。