本日は5月開催のリーグオブヒーローズ(LoH)「京都芝3200m」の攻略ポイントを解説致します。
基本的には「PLATINUM4」を目標にした内容になりますが、3周年明けの初回LoH開催ですので、新規の方向けの解説にも触れておきたいと思います。
先行バの育成指針 ⇒ 5月LoH「長距離先行」の作り方
差しウマの育成指針 ⇒ 5月LoH「長距離差し」の作り方
京都芝3200mの攻略ポイント
1.コース全体像
序盤:スタート~残約2,667m。向こう正面~3コーナー辺り。「機先の勝負」は進化させずに使う事になりますが、1周目のポジション取りには有効です。
中盤:残約2,667m~残約1,067m。終盤入り口は2週目の向こう正面になります。
終盤:残約1,067m~ゴール。終盤が長い長距離レースは速度アップの緑スキル(右回り〇、春ウマ娘〇等)が非常に強力です。
京都3200mは屈指の「タフなコース」になります。
又、LoHは「調子・天候がランダム(※1)」なので基本的に「普通・不良バ場想定」でのスタミナ確保をお勧めします。
おおよその目安として「スタミナ1200↑、根性1200」の場合、金回復2つ+継承回復(※2)1つ~2つ+α(白加速や根幹距離、京都〇等を1つ~2つ)、程度必要になります。
※1:格上とのマッチング時にアイテムを使用して「絶好調+不良バ場」条件で挑み、調子が下振れた相手ウマのスタミナ切れを狙うという戦術が、時おり有効になる事があります。
昨年9月の長距離LoH(3000m)における考察⇒「必要スタミナ」と「重馬場デバフ」
※2:差し追込にはサクラローレルの「花開き、世界」、衣装違いグラスワンダーの「ゲインヒール・スペリア―」がお勧めです。どちらもLoHでは発動率が良好で、効果量も十分です。
先行向けにスーパークリークの「ピュリティオブハート」も同様の効果ですが、こちらは順位条件が2位~5位(12頭中)と、編成によっては発動しにくい場合もある点に注意です。
2.主な有効加速スキル(太字は個人的オススメ)
逃げ:勝ち鬨ワッショイ、Do Ya Breakin、万里一空(迷いなし)
先行:勝ち鬨ワッショイ、Do Ya Breakin、怪物(本領発揮)、ノンストップガール(垂れウマ回避)、鍔迫り合い(真っ向勝負)、狙いを定めて
差し:シューティングスター、I Never Goof Up!、無我夢中(がむしゃら)、ノンストップガール(垂れウマ回避)、乗り換え上手(差し切り体勢)
追込:シューティングスター、I Never Goof Up!、迫る影(直線一気)、ノンストップガール(垂れウマ回避)、抜群の切れ味(切れ味)
全脚質:登山家
※有効な加速スキルは種類が少なく「厳選して取得する」形になりますが、本体固有以外のスキルは条件を満たしても発動率が100%ではない為、必ずサブ加速スキルを1~2個取得しておきましょう。
今回は通常ドトウの「I Never Goof Up!」を割と本気でお勧めさせて頂きます。
使っている人は多くはないかもしれませんが、前回長距離LoHで本体ドトウを走らせた経験として、逃げ先行の継承勝ち鬨と同程度の価値はあると思います。
少なくとも「登山家ガチャ」より有効期待値は高いです。
チーム編成例と育成方針
チーム編成戦術例
①「逃げ2」編成
「通常キタサンor3期アニメキタサン+ダンス衣装セイウンスカイ」が基本路線になります。稀に大逃げパーマー等も見ますが要求ステータス値が非常に高く、基本的には上級者向けの戦い方です。
②「先行1後方2」編成
先行の怪物(本領発揮)に「先頭から4バ身以内」の条件がある為、先行入り編成はコチラが基本になります。
餓狼ブライアンやトップロードと言った環境勢の他、固有や進化スキルに回復持ちのウマもお勧めです。
③「後方3」編成
手持ちに先行の強いウマが居ない初心者~中級者向けのお勧め編成です。
特に追込は必要スタミナが最も低い(※3)ので、最悪「追込3」にして何とか乗り切り、報酬獲得を目指しましょう。
※3:前項の例で行けば「金回復2つ+継承回復1つ」だけで足りると思います。
ちなみに、実際の競馬でもスタミナに不安のある馬をオークスや菊花賞において「後方待機策に脚質転換させる」事で距離を持たせるケースはしばしば見かけられます。
チーム編成の具体例
ここからは当サークルメンバーを例に、具体的なチーム編成解説になります。
1.Merci.厩舎
以前にコチラ⇒「300傑への道」で告知しました通り、私は今回このメンバーでPLATINUM4ではなく300傑を目指します。
前回の長距離LoHでは黒マックを出しましたが、結局のところあまり安定しませんでしたので、今回は「ちゃんと仕上げる覚悟」を持って、水マック(先行)で挑みたいと思います。
メイショウドトウ(差し)は推し枠でもネタ枠でもなく、十分通用する性能である自信をもって送り出します。
他の手持ちとの比較として、タマモクロスより強いとは言いませんが、ことLoHにおいては劣ってはいないと思いますので、少しでも興味がある方は使ってみて頂けたらと思います。
サクラローレル(差し)は言わずもがな、現状長距離のトップ層に位置するウマです。3月のマンスリーマッチで非常に活躍してくれました。普段は「強ウマ=時短で貢献」みたいな使い方をすることが多いですが、今回は時間の許す限り妥協なく仕上げたいと思います。
2.のこ厩舎
ついに長距離のラインナップが揃ってきた、のこ厩舎。
餓狼ブライアン(先行)は元々が強力なウマではあるものの、今回はスタミナ(回復スキル)の確保が課題になりそうです。その意味では、初心者と中級者(あるいは無課金上級者)とでカードパワーの差があまり出ないウマと言えるかもしれません。
2人目はクリスマスメジロブライト(差し)です。恐らく今回の英雄譚枠?でしょうか。メジロブライトは通常にしろ衣装違いにしろ3000m級の長距離では強力な部類なので、ブライト推しの方は是非今LoHを頑張りましょう。
3人目はバレンタインカフェ(追込)です。通常衣装は差しメインの脚質ですが、なぜかコチラは追込がメインです。固有と進化スキルが終盤に偏っている為、それ以外のスキルは序~中盤スキルを優先して取りましょう。
3.ねこさん厩舎
ねこさん厩舎はいつも通りライスシャワー(先行)英雄譚縛りです。
ハロウィンライスは固有と進化スキルで実質「金回復2個」持ちの為に育成設計がしやすく、素ステータスを強く育成することで他の先行勢に対抗することは十分可能です。
2人目は通常キタサン(逃げ)になります。
3期アニメキタサンとの違いは、
・本体勝ち鬨:1位~2位発動、満たせば100%
・万里一空:1位~3位発動、100%ではない
この違いをどう取るかによっての選択になると思います。
3人目は通常トップガン(差し)になります。
サポカの手持ちによっては追込でも可能(むしろ可能ならこっちの方が強い)ですが、恐らく差しのほうが良いと思います。
ねこさん厩舎は昨年9月の長距離LoHと同じチーム編成になり、この編成は非常に強いと思います。
逃げのキタサンをどこまで仕上げられるか次第ではありますが、300傑まではいかずとも32,000pt↑は十分狙えるのではないかと思います。
最後に
本日は5月開催のリーグオブヒーローズ(LoH)「京都芝3200m」の攻略ポイントを解説致しました。
本番開始までまだ期間が1ヶ月以上あります。
その間に環境を変えるウマが来ないとも限りませんが、長距離に強いウマはかなり限らているので、個人的には大きくは変わらないと予想しています。
そもそも最近の実競馬において菊花賞や天皇賞春の「意義」は90年代以前と比べると、良し悪しはさておき、かなり薄まってきているのが正直な現状ですからね。
(なので強いウマが限られる)
一方で私のようなオールドファンからすると、90年代の春天は「名勝負の宝庫」でもあります。
この条件でのLoH開催は、次回は下手すると2年後とかになる可能性もありそうですので、私個人としては全力で楽しみたいと思います。
というわけで、本日もご拝読ありがとうございました。
次回は「差しウマの作り方」を予定しております。
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