本日は「デバフ」ウマの作り方と、実際のチャンピオンズミーティングでの運用方法を解説致します。
「デバフ」はチームの勝利への貢献度としては強力な「作戦」の一つですが、同時に貴重な勝ち筋を1枠捨てる事でもありますので、チーム戦術にしっかりと組み込んだ上で運用して頂ければ幸いです。
「デバフ」ウマの作り方(スピードデバフ)
目標スキル構成
現状「よく使うデバフ」のグラスワンダーです。
今回はこれを指標にして、もう一人「アグネスタキオン」のデバフ育成を実践解説します。
スキルの優先度は
①独占力
②慧眼&Adbenture of 564
③○○ためらい4種
④○○けん制4種
⑤その他
くらいの感じですが、基本的には①~③がメインで、それ以外は「+α」という認識で良いと思います。
今回の解説は「スピードデバフ」の作り方解説になります。
「スタミナデバフ」との違いは、後の項で運用方法等とまとめて解説致します。
育成実践解説
1.育成準備段階
育成は「グランドマスターズ」シナリオで行います。
「慧眼」のスキルを取得する為、SSR速ゴールドシチーが必須です。
未所持の方はレンタル先のフレンドを登録しておきましょう。
又、「水着ゴルシ」の固有継承スキルも必要になりますので、同上です。
2.サポカ編成
編成目的は順に、
ゴールドシチー(慧眼)
マーベラスサンデー(逃げ&先行ためらい)
ヤエノムテキ(差しためらい)
桐生院(追込ためらい)
シンボリルドルフ(○○けん制×4)
ダイイチルビー(+α)
となります。
ヤエノムテキがなければ、SR賢セイウンスカイが(逃げ&差しためらい)を取得可能なので優秀です。
桐生院はお出かけイベントを忘れずに完走させましょう。
3.育成のコツ
青叡智を貯めて、ひたすらヒントを回収していきます。
基本的にはただそれだけ、です。
マベサンは、片方の「ためらい」のヒントを貰えたら即取得し、もう一方の「ためらい」のヒントを来やすくします。(※いわゆる「ヒント潰し」)
ルドルフの「○○けん制」も同様です。ルドルフは所持スキルが多いので、先行のコツや地固めも潰してしまいましょう。
序盤のうちに黄色叡智も1~2回発動させておく事で「慧眼」の連続イベントを取り逃がす率もグッと抑えられます。
4.仕上がり
というわけで、サクッと一発仕上がりです。
その他の注意点としては、
①金スキルは慧眼と独占力以外は入れてはいけない
②スキル発動率の面から、賢さは1200くらい、最低でも1000↑は欲しい
くらいかなと思います。
ちなみに、今回シナリオは一応クリアしましたが、最悪クリアできなくても必要なスキルポイントさえ足りていれば問題ありません。(むしろ今回は余っている)
「デバフ」運用解説
「デバフ」を使うメリット
①育成の時間短縮
私が考える最大のメリットです。
3人分本育成するとなると、各々の因子作りまで加味した場合、「1枠をデバフ」にするだけでかなりの時短が見込めます。
ちなみに「膨大な育成時間を費やす」のは、中・高校生以下の年齢の人か、よほどの事情でもない限り、「チョコっと日雇いバイトでもして稼いで、その分を戦略的に微課金」したほうが、はるかに効率的で衛生的(より快適な育成環境になる)と思います。
②「展開」をコントロールできる
これはどういうことかと言いますと、発動に「順位条件」が付いている加速スキルの「実際の発動率を意図的にコントロール」することが出来る、という事です。
よくある例としては、いわゆる「アナボ(6位)彼方(5~6位)」を発動させたい差しエースウマを育成したとして、いざルームマッチに潜ってみて「逃げ先行が多すぎて6位取れない」みたいな環境が見られれば、自前でデバフを出すことにより「差しエースのアナボ彼方発動率アップ」に繋げる、という判断になるわけです。
この「展開をコントロールする」という考え方は、チャンピオンズミーティングを勝ち抜くためには、非常に重要なファクターです。
③戦略上の「補完」のピースになる
無微課金プレイヤーの場合、毎月変わる開催条件によっては「合うウマを持っていない」「強く育成する為のカードがない」となる事がしばしばあります。
サービス開始初日からやってる私ですら未だにありますし、比較的新規の方なら言わずもがな、だと思われます。
そこで「とりあえずデバフ出しとくか」となるのは、自然な流れとも言えます。
又、ガチャ戦略上の観点から「何かに特化」し、それ以外は「デバフで補う」という考えで最初から戦略を組んだほうが、競争戦略としては理にかなった立ち回りとなります。(※ニッチャー戦略、ランチェスター戦略、等)
Merci.厩舎はプレイ歴が長いので、育成キャラを見るとさすがに「結構強いカードプール」に見えると思いますが、これは「毎回ほぼ同じキャラを育成」しているのが原因です。
何なら初日の時点で「中長距離の先行」をコンセプトの軸にしてリセマラしてた、程の「特化戦略屋」なので、その積み重ねが現状の土台になっています。
「スピードデバフ」と「スタミナデバフ」の違い
デバフには「スピードデバフ」と「スタミナデバフ」の2種類が存在します。
今回紹介した育成事例は「スピードデバフ」のほうになります。
それぞれの主なメリット・デメリットとしては、
<メリット>
スピードデバフ:スキルが発動すれば100%効果がある。どんな距離・コースでも基本的には効果がある。
スタミナデバフ:効果があった場合、相手のウマを「完全に沈める」ことが出来る。
<デメリット>
スピードデバフ:基本的にデメリットはない。(※「デバフで1枠使う」デメリットはある)
スタミナデバフ:相手が対策をしていた場合、「無駄撃ち」になる。
以上のようになります。
スタミナデバフは、そのデメリットの特性から、要は「強い相手ほど効果がない傾向が強くなる」点が、個人的にはあまりお勧めできないポイントになります。
又、この特性は「シナリオが進んでステータスがインフレする」事によっても効果が相対的に薄くなっていく為、やはり基本は「スピードデバフ」を用意しておくことをお勧めします。
最後に
本日は「デバフ」の作り方と、その運用方法について解説致しました。
「デバフ」と一言でいっても、戦略的・戦術的な楽しみ方が出来る要素である、という見方も取れるので、そういう部分も全部ひっくるめて考えてみるのも面白いのではないでしょうか。
あとこれは個人的な意見ですが、プラチナを目指す場面よりも、まだ「A決勝を目指す」ラインで戦ってる人のほうが、デバフ戦術をとるか取らないかのしのぎ合いは、かなり面白いんじゃないかと思います。
というわけで、本日もご拝読ありがとうございました。
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