本日は10月開催のチャンピオンズミーティング「CLASSIC」(ロンシャン芝24000m)における「差しエース」の育成指針について解説致します。
チーム戦術を踏まえた詳細なキャラ設計まで踏み込んで解説しますので、参考になれば幸いです。
育成の基本方針
1.継承因子の組み方
青因子の組み方は、ある程度パワーをメインにしつつ、理想論としては育成バの「成長補正」と「サポカ編成」との兼ね合いで臨機応変に変える事になります。
そもそも1200を超えるステータスが多くあったり、「スタミナ勝負」等もある為、ある程度「自由度がある」と考えても問題ないと思います。
赤因子はもちろん「中距離」メインです。マイル以上の距離では「距離S」は基本必須です。
継承ウマ娘のお勧めとしては、加速のライアン(アナボリック・6位)とシリウスシンボリ(セイリオス・3位~5位)があります。
セイリオスは3番人気以上なら強力な加速になりますが、順位条件がかなり前目になるので、「差しエース+デバフ2」であったり、「差しエース+追込2」のようなチーム編成向きのスキルです。
逆に「先行エース+差しエース」のように脚質をばらけさせる場合は今後の環境にもよりますが、今の時点ではアナボリックを入れておくことをお勧めします。
王手が目玉スキルという事もあり、ルームマッチでは「先行・差し」が特に初期は流行ると思いますが、いざ本番では「それなりに程度」の感じになるのが「チャンミあるある」です。
2.サポートカード編成
基本的には「スピ3、スタ1、賢さ1、佐岳メイ」編成がお勧めです。
スピ1の中でも、SSRエルコンドルパサー(金スキルの「王手」)は必須級です。
これを軸に、スピード成長率があるウマは「スピ2、賢さ2」にしたり、手持ちの因子によってはスタミナをパワーに変えたりすることも可能です。
育成難易度がかなり高くなりますが、スピードを1枚根性に変えると、理論上は最強になるかも知れません。
又、賢さのカードパワーが高くない場合も「スピ2、賢さ2」のほうが良いと思います。
今回は中距離のレースとは言え中盤の「下り坂」が長くあり、賢さの下り坂判定が位置取りの面でもスタミナ面でも比較的影響が出やすいと思われます。
賢さが低いと、結局のところ「前目の位置が取れない」状況になりやすいので、賢さのステータスは極力1200↑を目指す必要があります。
3.キャラ設計(スキル構成)のポイント
今回のレースはメイン加速スキルが「王手」になりますので、差しエースの運用は必ず「6位以上」の終盤突入を目指す必要があります。
この観点からすると、そもそも論として「自前で前脚質を出す」ことは、お勧めできません。
しかしながら、私のように「プレイスタイル上の理由」で前脚質も一緒に出す場合は、序盤~中盤の位置取りスキルを盛って「後方バ群の先頭を死守」するようなスキル構成にしましょう。
後ろ3編成の場合も、道中の高い位置取りは意識しつつ、終盤火力とのバランスを整えた仕上げを目指しましょう。
とにもかくにも「序~中盤スキルの充実」が最大のキーポイントになります。
実際の仕上がり状態
コチラが実際に育成したアグネスデジタルのステータスとスキル構成です。
この仕上がりで、猛者集う「初期ルムマ環境」の勝率約10%程です。
個人的な経験則からは「プラチナに届く可能性が一応ある」くらいの現状評価になります。
試走を見る限り、スタミナがもう少しあっても良い感じでした。
「スタミナ勝負」もありますので、何なら1200近くまで盛っても問題ないでしょう。
スキル面では、王手の影響で垂れて来る先行バが少なく、「垂れウマ回避」の有効発動率が中距離レースの割には思ったほど高くないかも知れません。
加速スキルは、差し切り体勢&ワンチャンスを含めた「白加速3~4」構成にしたほうがより安定しそうです。
前項で解説した通り、速度スキルの優先順位は、
序・中盤スキル(プロフェッサー、お先に失礼、優位形成)>終盤スキル(鼓動2種、入れていませんが最高峰の夢、等)
になります。
◎系スキルも、直線スキルは最終直線に発動する可能性もある為、出来ればコーナースキルを多めにしたほうが安定的に強さを発揮できると思います。
最後に
本日は、10月チャンミ「CLASSIC」における「差しエース」の育成指針について解説致しました。
何度も言いますが、今回はこれまで以上に「序・中盤スキル」の充実度が非常に重要です。
「前に出すぎて彼方が出ずに負けた・・・(※)」
なんてことにはならないので、安心して前に出ましょう。
確率で「王手不発」になる可能性は、なくはないですけどね(苦笑
※22’タウラス杯にて、予選勝率8割↑のドーベルが、決勝で「終盤4位突入」したのは、今となっても余裕で悔しい思い出です。笑
というわけで、本日もご拝読ありがとうございました。
本番開催日までまだ時間はありますので、しっかり頑張って行きましょう。
コメント