
前回から引き続き、10月チャンピオンズミーティングSPRINTにおける「レジェンズシナリオ育成」に関する考察回です。
特に、元馬が短距離馬ではない「推しウマ改造出走」予定の方への参考になれば幸いです。
レジェンズシナリオ育成の実例
まずは、実際のレジェンズ育成の例をご覧頂きたいと思います。
尚、育成試行回数は約30回(うち完走3回、総育成時間2時間強)です。
前回のデュランダル&グランアレグリアは2人分トータルでも10回未満なので、やはり育成の手軽さは圧倒的に「無人島」ですね。
仕上がりの全体像

切れ者厳選はしていません。
といいますか、まだ厳選できる前提としての叩き台が出来ていませんでしたので「やるならココから」なのですが、実際のところ仕上がり時に取得できなかったスキルは「抜け出し準備」のみでしたので、切れ者かどうかでの差はそこまで大きくない、というのが実情です。
スキル構成比較
少し見にくいですが、比較のため前回のデュラン&グランをもう一度掲載しておきます。

単純なスキル数の比較としては、
スティル:30(金11)
デュランダル:40(金12)
グランアレグリア:36(金12)
です。
ただ、無人島育成の2人は無駄スキルや効果が薄いスキルがいくつかありますので、実質的にはそれほど差はない、という事が読み取れます。
さらにそのうち、終盤加速スキルのみをピックアップすると、
スティル:5(金2)
デュランダル:7(金3)※シューティングスターを含む
グランアレグリア:7(金2)※コーナー加速と詰め寄りは含まず
という感じで、スティルのほうが少な目になっています。
加速スキルが多い=安定感が高まる事に繋がるわけですが、一方で加速スキルは多ければ多いほど「スキル1個あたりの効果は小さくなる」という特徴があります。
極端な話、「上振れた時に勝ち切れる状態」であることが仕上がりにおいて最も重要(※)な事なので、前回申し上げた「少なくともこの2人に勝てる仕上がりに、スティルを持って行かないといけない」というコンセプトに則って、このようなスキル構成になっているというわけです。
※「推しウマ1着でプラチナを」という理念を前提としての、クリティカル・シンキングです。
どうでも良い話ですが、「クリティカルシンキングポイント」みたいな名前の米国馬、居そうですよね(笑)
シナリオスキルの比較・特徴

シナリオ間の相対比較について。
無人島シナリオのシナリオ進化スキルは「中長距離制限」がかかりますので10月チャンミでは使えません。
一方、レジェンズシナリオの場合は「ハヤテ一文字」の進化と体現者から取れる「英俊豪傑」を「伝説降臨」に進化させて使う事が可能です。
この2つの進化スキルの存在が、特に自前スキルが使えないスティル等改造ウマにとっては、無人島育成バとの差を埋める上で非常に重要です。
他には、取得できる金スキルの「発動位置」も多少ですが差があります。
スキル数がインフレしている昨今では忘れられているかもしれませんが、かつてはチャンミ育成において「全身全霊は罠スキル」と言われていたこともあります。
終盤スキルよりは、序・中盤スキル。
より深堀すると、効果値がどうこうというよりは、そもそも勝てる展開(位置取り)に持ち込まなければレースに勝てはしない、という事に他なりません。
そのような観点からも、特に改造育成の場合はレジェンズシナリオのほうがメリットが大きいのではないでしょうか。
最後に
さて、ここまで読んで頂いて、ふと疑問に思う方もおられるかと思います。
・そもそも、自前スキル持ち環境バをレジェンズ育成したほうが強いのでは?
はい、その通りだと思います。
ですが、レジェンズシナリオは取得スキルPtの総量が無人島シナリオよりは落ちます。
スティルと違い自前スキルを使えるウマの場合は、スキル構成の理論値を出そうと思うと「切れ者厳選」が必須級になると思われます。
個人的には、その次元で育成してくるプレイヤーの方とマッチングしたのなら、それはお相手の方が「超一流の強者であった」というだけの事、という認識ですね。
今後の実装サポカによっては、育成環境が変わる可能性もありますので、当記事はあくまで9月中旬時点での考察です。
10月チャンミはまだ本番まで1ヶ月ありますので、皆様の何かしらのご参考になれば幸いです。
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