
本日は11/19に新実装されますブエナビスタの性能評価&解説です。
予想通りと言いますか、これまでのサンデーR勢に違わぬ強さで設計されていますので、その辺りを中心に解説していきたいと思います。
新実装 ブエナビスタ 性能評価
全体像

すごく簡単に表現すると、マイル~中距離に適性距離が短くなったオルフェーヴル、と考えてもらって問題ありません。
進化スキルの細かい条件を加味すると、厳密には
東京20 > 阪神24≒阪神マイル ≧ 京都マイル≒東京24 >京都20 >> 阪神22 ≧ 京都22
(※赤線部分までは現状環境トップ層)
という感じの性能評価になると思われます。
固有スキルと進化スキル
固有:To Our Vista

オルフェの固有に似た、中盤発動の強力なスキルです。
あちらはレース条件によっては終盤接続するので単純比較は難しいですが、どちらも強力な事には変わりません。
発動条件に「追込」の記載がないのは、元馬のレース内容的に「先行して勝ったレースもある」為だと思います。
競馬勢としても基本追込であることに異論はあまり出ないと思いますが、一方でブエナは自在性があり、その辺りをどう表現するのか気になっていましたが、こういう感じに落ち着いたようですね。
まぁ、進化スキルに追込制限があるので、ゲーム的にはほとんど意味はないと思いますけど(苦笑
進化①:ふたりの約束、とどく時

ブエナはこちらの進化スキルが終盤接続用スキル、ですね。
「しばらくの間すごく前に出る」は、スティルの「赫き胎動」より強い?かもしれません。
接続した時にどうなるのか細かい数値は私にはわかりませんが、ほぼ同格以上の性能であることは間違いない、という事だけは言えます。
進化②

さすがに片方の進化スキルは有馬条件を外されました、ね。
ただ効果自体は非常に強力で、中距離においては東京20&24、阪神24ではオルフェの進化スキルより強い設計です。
「君臨をマイルの加速として使える」というアドバンテージも大きく、次回のマイルチャンミにおいては強さと育成のしやすさの両面を持ち合わせたトップティアキャラです。
元馬ブエナビスタ 解説

主な勝ち鞍:牝馬クラシック2冠、阪神JF、ヴィクトリアマイル、天皇賞秋、JC
同期のウマ娘:トーセンジョーダン、ナカヤマフェスタ、トランセンド、ワンダーアキュート、レッドディザイア
キャラ性能・適性:芝マイル中距離の追込
牝馬時代の「橋頭保」となった、昭和の香り残すチャンピオンホース
64年ぶりの夢叶う、牝馬のダービー制覇。
夢の扉が開かれた、37年ぶりの牝馬の有馬記念制覇。
ウオッカとダイワスカーレット。
競馬の歴史に新たな風を吹き込んだ2頭の牝馬は、あまりにもセンセーショナルで、センセーショナル過ぎて、大きな感動を得られた事とは裏腹に、「牝馬の時代」とまくしたてるマスコミに対して、まだ半信半疑の心持ちを捨てきれなかった競馬ファンは、当時一定数はいたのではないでしょうか。
ウオッカは東京専用機。
ダスカは諸刃の剣。
2頭の能力が高いのは間違いないが、「牝馬の時代」はまだ言い過ぎではないか。
私も、そう思っていました。

ダスカがターフを去った2009年にクラシック2冠を制し、エリ女でポカ負け。
ありがちな「3歳牝馬のトップホース」。
それが、私がブエナビスタに抱いていた最初の頃のイメージでした。
ですが、そんな私が考えを改めるきっかけになったのは、翌2010年の宝塚記念。
有馬2着⇒ドバイシーマC2着⇒ヴィクトリアマイル1着ときて、この時点でも私はスティルインラブの一件(※古馬になってからマイル路線に行って欲しかった)があったので、
「なぜ安田記念に行かないのか、安田のほうが勝てそうなのに」
という疑念を抱いていたのです。
ですが、当のブエナビスタはそんな私を嘲笑うかのように、牡馬相手に「先行抜け出し」という、堂々たる王道競馬をし、2着に好走。
その姿を見た私は、自分の考えの小ささに、恥ずかしさを覚えました。
ブエナビスタは「牝馬のトップホース」ではなく、あくまで「中距離路線のチャンピオンホース」として競馬をしているのだという事に、ようやく気づかされたのです。
だから、距離や馬場に拘らず、あくまで王道のローテーションを組んでいるのだ、と。
全ての現役競走馬の、「頂点」なのだ、と。
秋の天皇賞では圧巻のパフォーマンスを披露し、降着があったとはいえ実質JC2勝。
現役引退の最後まで、ゲームのような王道ローテを守り抜き戦い抜いた彼女の姿に、まだ競馬体系が進化途中だった80年~90年代にかけて見られた「昭和のチャンピオンホース」の面影を、私は今も重ねて観てしまうのです。
最後に

本日は新実装ブエナビスタの性能評価&解説をお送り致しました。
周年キャラでもなく、ゲーム内ストーリー的な絡みもないブエナビスタですが、私はとても好きな元馬の一頭なので、何かのご縁でこの記事に辿り着き、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
ここまでご拝読頂きまして、ありがとうございました。
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