本日は10月開催のチャンピオンズミーティング「CLASSIC」（東京芝2000m）における「先行エース」の育成指針について解説致します。
先行脚質には明確な「軸」がありますので、そちらを中心に解説していきたいと思います。
基礎攻略 ⇒ 10月チャンミ「CLASSIC」攻略解説
差しウマの育成指針 ⇒ 「差しエース」の作り方
先行エースの基本設計
GOジェンティル or VS.ジェンティル
前回DIRTチャンミであれだけタルマエが居た事、3.5周年の盛り上がり方、9月LoHでのジェンティルドンナの出走頻度・・・総合的に考えて、現時点ではどうあっても10月チャンミ＝「ジェンティル環境」と読むしかありません。
すなわちジェンティルを、
①出すか
②出さないか（未所持含む）
シンプルにまずは、この2択のどちらを選ぶか、です。
①ジェンティルの加速スキル構成
ジェンティルは強力なノンストの進化スキルを所持している為、加速スキルの構成は
・お退きなさい
・王手
・あっぱれ大盤振る舞い（継承）
この3つが基本軸になるでしょう。
大盤振る舞いは順位条件が1位～3位なので、これをカバーする為に＋αで一つ入れるか入れないか、くらいのシンプルな育成設計になります。（※仕上がりに自信のある方ほど、＋αは入れたほうが戦術的な理にかないます）
他の継承固有でも、ランダム白加速でも、食い下がりでも、お好みで、という感じです。
②「VS.ジェンティル」の対抗策
ジェンティルが上記構成を入れてくる以上、対抗側としても「王手＋相応の火力スキル」を入れておく必要があります。
かといって、やみくもに加速スキルを増やしてもスキルpt面で不利を受ける事になるので、仮想想定として終盤突入時点で相手ジェンティルより「前にいるか、後ろにいるか」で入れるスキルを選定するのが良いと思われます。
例えば、メジロラモーヌや秋タマモクロスのように中盤が強く「前にいる」可能性が高いウマなら、アンスキや食い下がり等を入れておく。
「後ろか同列くらいにいる」想定なら、ノンストや3～4番手で発動する継承固有を入れる、というような感じです。
同時に、ジェンティルが安定加速を持っている事は、道中で差を付けられすぎると逆転の目が薄くなってしまう事に繋がるので、中盤スキルも最大限積んで位置取り争いの面でもなるべく遅れと取らないようにしましょう。
育成方針
１．継承因子の組み方
今回は大豊食祭シナリオで育成しますので、スタミナ因子を多めに用意しました。
差しの解説でもお伝えしましたように、UAFシナリオ育成でノンストを入れる場合は、スピード因子がお勧めです。
赤因子はもちろん、中距離Sが必須です。
育成例のドトウは終盤追い抜き条件の固有に加速がある為、継承はカバー目的の大盤振る舞いと中盤速度のオペcacaoを採用です。
２．サポートカード編成
そして久々にやって参りました、快進撃編成(※)でございます。
自前スピードスターと合わせての「終盤接続ロマン砲型」という事です。
この形がドトウの固有とシナジーがあるという点が主な採用理由になります。
快進撃単体が強いかどうかという話をしますと、過去2回のチャンミ（23’ピスケス杯と23’10月CLASSIC）で採用した体感で、加速部分の有効率は「だいたい1割～2割程度」といったところでしょうか。
トレ性能面は全体の初期絆が上がるので、大豊食祭シナリオでは案外弱くはないと思います。
賢さがあまり伸びないので、仮に使うとすれば賢さに成長率があるウマのほうが使いこなしやすいと思います。
※尚、特にお勧めするわけではありませんので、普通に阪神マックやラモーヌを使った上で、他の加速スキルをチョイスして頂いて問題ないです。
スキル構成例
スキルの構成としては、だいたい想定通りの感じです。
後は詳細部分をルムマ試走で検証していきたいと思いますが、来週実装予定のスピードSSRナリタブライアンが「先行版の勇往邁進」みたいなスキルを取れるようなので、滝登りとどちらが良いか、総合的に考えると悩ましいところですね。
最後に
今回は、10月開催のチャンピオンズミーティング「CLASSIC」における「先行エース」の育成指針について解説致しました。
弊厩舎の事例は少しマニアックな育成になりますが、基本的に抑えておくべきポイントは同じ（＝私がただギャンブル的ロマン砲なだけ）ですので、それぞれのプレイスタイルの範疇で取捨選択して頂ければと思います。
今年4月のMILEチャンミでは、ほぼ炸裂しかかっていたんですけどね。
3位⇒2位のタイミングがあと0.1～2秒遅ければ・・・
まぁ、それも「ドトウらしい」ので、こういう所も含めて私は好きですけどね。
というわけで、本日もここまでご拝読ありがとうございました。
10月末には新シナリオが来ますので、それまでじっくりと育成を楽しんで行きましょう。
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