本日は9月LoH(京都芝3000m)における「必要スタミナ」と「重バ場(逆さてるてる坊主)デバフの有効性」を考察・解説致します。
記事の最後に今回の検証で試用したウマのステータスも公開しますので、参考になれば幸いです。
「調子差」と「バ場状態」によるステータス補正
まずは、前提知識として「調子」の違いによるステータスの差異と、バ場状態によるスタミナへの影響を、ざっくり説明致します。
- 「調子」の影響度
「普通」を基準とした補正差(絶好調から順に):+4%、+2%、±0、-2%、-4%
- バ場状態毎のスタミナ影響
良、稍重:なし
重、不良:-2%
チャンピオンズミーティングで良く見かけるスタミナ金デバフ「魅惑のささやき」「八方にらみ」の効果量は「3%」。
ですので、この数値からしても、今回のLoHにおいて「調子差」と「バ場」の影響度が小さくはないことが伺えます。
実際のレースでは、上記補正のほかに「下り坂」の影響があったり、新たに実装された「リード確保」や「持久力温存」等の発動の有無によっても変わってきます。
実際の「必要スタミナ」は、どれくらいなのか
結論から申しますと、個人的に考える最低限の「必要スタミナ」は、
・1200↑+金回復×2+α
・α=1.5%白回復×2 or 3.5%白回復(継承ゲインヒール等)×1
という感じです。
もちろん、これに満たないスタミナでも、実際のレースでは「勝てるには勝て」ます。
むしろルームマッチにおいては、正直「スタミナ過剰」に感じる(≒中盤スキルが欲しくなる)こともありますが、プラチナ4を目指す場合、LoH本番は「とにかく安定感」を重視したい為、これくらいは必要かな、という印象でした。
尚、スタミナの値は、1200を超えた分の実数値は半額になる一方で、「スタミナ勝負」の実装により「スタミナ値の価値」自体は上がった為、「京都○」「非根幹○」の価値が相対的に上がったと思います。
「重バ場デバフ」は有効なのか
LoH本番では、使用回数に制限があるものの、「アイテムの使用」が可能だったりします。
このルールを利用して、例えば「明らかに格上とマッチングした」場合に、自チームはスタミナが十分に足りていることを前提として、
自身は「絶好調」で+4%補正を貰い、その上で-2%の重バ場デバフを使い、相手側に不調や絶不調を引かせて「スタミナ切れ」を狙う
のような戦術が、理論上は可能になります。
ルームマッチを「重固定」で検証してみた限り、金回復1つの格上ウマ(UE↑)が、調子によっては「大差」がついて5~6着に沈んでいた為、有効性は十分にあると思われます。
ただし、相手側の調子をコントロールできるわけではありませんので、基本的には「ハマればラッキー」くらいの感覚で利用するのが良いでしょう。
検証バ紹介
最後に、今回の検証に使用した、今のところの自前出走メンバーを軽く紹介&解説しておきます。
マックイーン:マエストロを入れたかったので、パワーライス編成型です。先行はスタミナの必要量が最も高い為、かなり厚めに仕上げています。「スタミナ勝負」の効果か、スピード不足を感じることは今のところあまりないですね。
ドトウ:コチラで育成解説したドトウです。スタミナに対する安心度は一番高いです。NPCが6頭いてもなお、固有スキルの有効度が高いとは言いにくく、2~3着が多くなりそうな気がします。
それでも、過去一の活躍はしてくれるんじゃないかと、若干贔屓目ながら期待しています。
ローレル:かなり迷いながらスキルを取得した割には、育成練度の低さが出てしまった感は否めません。とりあえず差し切り体勢は要らず、勝ち鬨を入れないならゲインヒールを入れておくべき、でした。それでもちょいちょい勝てるので「環境上位だなぁ」と実感します。
というわけで、以上が今回の考察・解説になります。
本番開始まであと数日、最後の仕上げの参考になれば幸いです。
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