本日は2月開催のチャンピオンズミーティング「SPRINT」のルームマッチ環境&チーム戦術考察回です。
初期環境~中期環境辺りにかけて、大まかにまとめて解説致しますので宜しくお願い致します。
開催直前の環境考察はコチラ ⇒ 本番直前環境考察
環境の読み方
最初にルームマッチを利用した環境の読み方を簡単におさらいしておきます。
ルムマ環境の変遷
・開催条件発表~初期環境:基本的にトップ猛者しか居ない。「強い」と目されるウマが多い。
今回のこの枠は、先行勢はシーキングザパール・ケイエスミラクル、差し勢はダイイチルビー・新衣装バンブーメモリーです。
そこに夏タイキや通常オグリの先行勢が続いている、という感じの全体像です。
解説データは後ほど。
・中期環境:猛者たちは2番手の育成や「メタ対策」の育成を講じはじめる。猛者への「チャレンジャー層」が試走を始める。
今回の記事はこの「中期環境」までの段階になります。
・開催直前環境:本番のラウンド2や決勝に近い環境。「本番を想定したチーム」で参加してくる人が多い。
主にチーム戦術の最終確認をここで行います。
1週前~直前に、もう一度ルムマレポートをやります。
初期&中期環境の脚質分布
まずは初期の脚質分布から。
自出走キャラは「先行2、差し1」での合計20戦になります。
上段の表:私以外の参加者の脚質分布数、です。
中段の表:参加バのうち「大逃げ」「種類別デバフ」の数をピックアップしてます。
下段の表:各レースの1着の脚質です。赤字は私のウマが勝った部分になります。
脚質分布は先行と差しとでほぼ半々に分かれましたが、勝鞍は先行勢の圧勝になりました。
初期ルムマはUE6↑の高い仕上がりを見せるウマがほとんどで、差し勢は少しでも外を回ると届かないという程に、先行勢の強さが際立ったレース内容が多かったです。
ただし、本番のラウンド2~決勝戦においてここまでのレベルに必ずしもなるわけではなく、マッチングによっては後方勢にもまだまだチャンスはあると思える感じではありました。
続いて、1週弱空けての中期環境の脚質分布になります。
こちらは土曜日のゴールデンタイムに実施しましたので、前回の初期ルムマ調査時に比べて各ウマの仕上がり具合にかなりのバラつきがありました。
その結果、脚質分布は前回とほぼ同じですが、勝ち馬の脚質は差しがかなり盛り返した形となりました。
これは、先行バの仕上がりにバラつきがあることで、先行群の隊列が横広ではなく縦にバラける形となり、イン付きやバ群を割ることに成功した差しウマが一気に突き抜ける展開が増えた、ということです。
本番に向けての対策
まずは、実際の本番では中期環境のほうに近い環境になると思われますので、後方エース勢の方も安心して育成に取り組んで頂ければと思います。
その上で細かい注意点としましては、
①逃げエースでの勝ち筋は「通常逃げ2+後ろ」編成
「大逃げ+逃げ」の展開はある程度のサンプルが取れましたが、同格相手にはほぼほぼ勝ち筋はないと考えて良いと思います。
逃げエースで勝負する場合は、通常逃げ×2枚で縦長の展開を作り、頭を取ったほうにアンスキ逃亡者を決めてくれることを願う、のが最も分かりやすい強さが出るでしょう。
よほどのこだわりがない限り、コンセ+逃亡者を自前で持っている通常サイレンススズカに、勝ち筋の薄い大逃げラビット役をやらせるのは勿体なく感じてしまいます。
②先行エースは「前へ行かせる」
ヴィクショつぼみの発動条件が「3位~4位」なので、前に行き過ぎると弱いと思われがちですが、実際はそんなことはありません。
当然ですが、1番手でも決直+鍔迫が出て押し切ることは十分にあり得ます。
又、このまま逃げが少ない環境が続くと読むならば、先行にアンスキを積むという選択肢もアリです。
さらに、後ろのウマに加速されて一旦外から抜かれたとしても、オグリ等「最終直線で固有が出る」ウマの場合、普通に差し返せます。
今回に限った話ではありませんが、やはり「中盤リードした分は強い」という事実は普遍です。
③「後方3編成」よりは「前1後2編成」
今回の阪神芝1400mは内回りコースで最終直線が短く、4コーナーで外を回ったウマに勝ち筋はほとんどありません。
私は弱者の戦術として「後方3編成」をお勧めすることが多々ありますが、今回に限っては「後方3」にしてしまうと、一番外側を走っているウマの勝ち筋を自ら消す展開にしてしまう可能性がある為、改めて「前1後2編成」のほうをお勧めさせて頂きます。
最後に
今回は、チャンミSPRINTのルームマッチ環境考察を行いました。
チャンピオンズミーティングが来るたびに毎回行っているこの「ルムマレポート」ですが、これまでの実績としては、育成解説の記事と比べるとアクセス数が非常に少なくなっています。
これはSEOの問題があっての結果だと思われますが、個人的には真に「プラチナを狙う」のならば、このルムマレポートの内容は非常に大事だと考えています。
課金やプレイスタイル(育成に費やす時間)は「人それぞれの事情」があるので、そこに本質的な影響を受ける「どれくらい強いウマを育成出来るか」という事は、いくら攻略記事を読んだところで限界があります。
ですが、脚質編成や育成をちょっとしたポイントだけずらす事で「勝つ確率を少し上げる」事は、正しい情報を基に考察を行えば誰にでも出来る事です。
それでも最後は「ある程度の運」も必要になっては来るのですが、この記事を最後まで読んで頂いた貴重な読者の皆様には、少しでもお役に立てれば幸いです。
といった感じで、本日もご拝読ありがとうございました。
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